バンダイ本社前に「CO2を食べる自販機」の吸収材を活用したタイルアートを設置/アサヒ飲料

「CO2を食べる自販機」のCO2吸収材を活用したバンダイの「たまごっち」タイルアート
「CO2を食べる自販機」のCO2吸収材を活用したバンダイの「たまごっち」タイルアート

アサヒ飲料は11月17日、同社が展開する「CO2を食べる自販機」で回収されたCO2吸収材を活用したタイルアートがバンダイの本社入り口に新たに設置されたと発表した。

このタイルアートは、バンダイが販売している携帯型育成玩具「たまごっち」が、2026年11月23日に発売30周年を迎えることを記念して制作された。全5枚それぞれ縦横90センチメートルの正方形のコンクリートの板に「たまごっちたち」がタイルでデザインされている。

CO2を食べる自販機
CO2を食べる自販機

バンダイの本社では、2023年7月末から「CO2を食べる自販機」3台を設置している。今回のタイルアート5枚の土台となるコンクリート板などには、これらの自動販売機で使用されたCO2吸収材の一部を活用した。使用されたCO2吸収材の量は約200kgで、これは同自販機2台が1年間に使用する量に相当し、スギ(林齢56~60年)約12本が1年で吸収するCO2量に相当する削減効果が見込まれる。

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