餃子の皮から生まれた新ドーナツ『ぎょーナツ』が発売、大阪王将の9店舗で販売開始【実食レビュー】
株式会社イートアンドホールディングスは、事業会社である「大阪王将」の餃子の皮の端切れや、「イートアンドフーズ」で製造する冷凍餃子の皮の端切れを主原料としたドーナツの『ぎょーナツ』を開発した。
12月17日から「大阪王将」9店舗で販売を開始。商品は一口サイズのドーナツ5個が、紙袋入りで税込300円。フレーバーはシュガー味、いちごミルク味、チョコレート味、餃子味、麻婆豆腐味の計5種をラインアップする。

〈『ぎょーナツ』実食レビュー〉
実際に「大阪王将」稲荷町駅前店へ行き、『ぎょーナツ』シュガー味を購入して食べてみた。素朴な味わいで、「昔ながらのドーナツ」といった趣だった。
一口サイズではあるが5個入りなので、なかなかの満足感がある。人によっては、むしろ飽きの方が先に来てしまうかもしれない。
注文後に揚げてくれたので、揚げたての温かいドーナツが食べられるのは嬉しい点だ。


〈『ぎょーナツ』商品概要〉
特徴:外はカリサク、中はもっちりとした一口タイプのドーナツ。生地は甘さ控えめのやさしい味わいで、フレーバーを引き立てる。
価格:税込300円 (テイクアウト可)
フレーバー:餃子味、麻婆豆腐味、シュガー味、いちごミルク味、チョコレート味
販売する9店舗:
〈関東〉稲荷町駅前店、イオンモールむさし村山店、カメイドクロック店、ららぽーと新三郷店、昭島モリタウン店、千住ミルディス店、ららテラス北綾瀬店
〈関西〉道頓堀本店、イオンモール四条畷店
発売日:2025年12月17日(水)

〈『ぎょーナツ』でグループ全体の食品ロス削減へ〉
大阪王将は全国に約350店舗を展開し、毎日約5万皿の餃子を提供している。餃子は自社工場で製造され、冷凍餃子も含めて毎日大量生産されているが、その製造工程では皮の端が食品ロスとして発生する。これまでは飼料化することで活用していたが、この餃子の皮で新たな製品を生み出す社内プロジェクトとして誕生したのが『ぎょーナツ』だ。

『ぎょーナツ』は、餃子の皮の端を冷凍のまま自社工場からグループ内カフェ・ベーカリー事業「R Baker」のセントラルキッチンへ輸送し、卵やバター、人気商品『お米のクロワッサン』の生地の端と混ぜ合わせて生地を製造。完成した生地を大阪王将の各店舗へ配送し、店頭で揚げて提供される。
「R Baker」のセントラルキッチンでは、毎日約55,000個分のパン生地を製造。餃子の皮同様、製造時に生地の端がロスとして発生する。この生地の端も使うことで、『ぎょーナツ』は、グループ全体の食品ロス削減につながるという。

販売は、道頓堀本店や稲荷町駅前店、フードコート店舗など、9店舗から開始した。今後は取り扱い店舗の拡大を予定している。







