子ども向け豆乳「豆乳キッズ」新発売、2035年の豆乳飲用率50%へ【キッコーマンSF】

左から亀井部長、辻さん、杉浦さん、細川さん
左から亀井部長、辻さん、杉浦さん、細川さん

キッコーマンソイフーズは2026年1月21日、同社初となる子ども向け豆乳「豆乳キッズ ほんのりあまいミルク風味」の新商品発表会を都内で開いた。3月23日から、全国のスーパーやドラッグストアなどで発売する。内容量160ml、希望小売価格は税別110円。

特別ゲストとして、タレントの杉浦太陽さんと辻希美さん、専門家の細川モモさんが登壇し、トークセッションを行った。

冒頭、マーケティング本部の亀井淳一マーケティング推進部長があいさつし、新商品の概要を説明した。

同社のインターネット調査によると、2025年の豆乳飲用率は27.6%だったという。これを2035年には50%以上にする目標を掲げている。実現のためには、子どもの頃から豆乳に親しむことも大切と捉え、これまで「豆乳授業」の実施や、子供向け学習漫画「豆乳のひみつ」(学研)発行などに取り組んできた。今回は牛乳のように毎日飲んでほしいという想いから「豆乳キッズ」を発売する。

同商品は、たん白質を5.6g含み、たん白質をしっかりと摂ることができる。カルシウムは203mg含み、牛乳と同等だという。オリゴ糖入りの、ほんのりあまいミルク風味とした。コアターゲットは4~6歳に設定している。パッケージデザインには「ポケットモンスター」のピカチュウを採用し、全4種を用意した。

パッケージデザインにはピカチュウを採用
パッケージデザインにはピカチュウを採用

〈子どもに試飲してもらい調製豆乳よりやや甘めに〉

味わいは、実際に子どもに何度も飲んでもらって開発し、調製豆乳よりやや甘く仕上げた。ターゲットを4~6歳にした理由について亀井部長は、「豆乳は理解して飲む飲み物という特性があると感じている。価値を知るほど飲用意向が高まる」と述べ、「豆乳は大豆という豆からできているんだよ」などの会話ができる年齢を想定したという。4~6歳向けに、飲みきりやすい160mlとした。

さらに、子どもが普段飲む豆乳の種類では、調製豆乳が最も多く55.1%を占めたことから、「バナナ」や「ココア」などのフレーバーを選ばなかった。

子どもにもたん白質を摂ってほしいという想いから、たん白質量にもこだわった。たん白質は子どもの成長に重要であるにもかかわらず、国民健康・栄養調査によると1~6歳のたん白質摂取量は年々減少傾向にあるという。現在、子ども向けのテレビCMも制作中だ。

トークセッションでは、成長期におけるたん白質の重要性について触れた。細川さんによると、乳幼児期の子どもの場合、1kgあたりで成人の約1.2~1.6倍のたん白質が必要になるとした。効率的にたん白質を摂るには、アミノ酸スコア100点の食材を摂取するのが良いとし、大豆製品もその条件を満たす良質なたん白源であると紹介した。

また、ニュートリションコストパフォーマンスにおいても、豆乳は優れているという。100円あたりで摂取可能なたん白質量が、牛乳や肉類の約2倍多いと強調した。朝食でたん白質を補うことの重要性についても説明した。

「豆乳キッズ」
「豆乳キッズ」

〈大豆油糧日報2026年1月23日付〉

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昭和33年(1958年)1月
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