日清製粉ウェルナ「青の洞窟」リブランディング
日清製粉ウェルナは3日、都内で「青の洞窟」のリブランディングと2026年春の新製品についての記者発表会を開いた。「青の洞窟」は1995年に誕生し、昨年には30周年を迎えた、日清製粉ウェルナのプレミアムブランドだ。そのシリーズが、「イタリアンを、もっと奔放に。」をコンセプトに、ロゴとパッケージを全面刷新してリニューアルする。
■「イタリアンを、もっと奔放に。」
「青の洞窟」は厳選した素材を使用し、時間をかけて丁寧に作り上げた「グルメのためのパスタ&パスタソース」をコンセプトとして、1995年に誕生した。ブランド誕生当時、イタリアンはおしゃれで贅沢な料理として一大ブームを迎えており、「青の洞窟」シリーズはイタリアンを家庭で楽しめるプレミアムブランドとして楽しまれていた。15年前のリブランディングでは「欲深い大人の濃厚イタリアン」をコンセプトに据え、日常の食卓でも特別感を楽しめるよう、冷凍パスタやディップソース等、パスタソース以外の製品も展開した。今回のリブランディングでは、本場の正統性をリスペクトしつつ、より自由かつ奔放に、型破りな美味しさを追求していく。新ブランドロゴは、従来のシルバーの枠の装飾を取り払い、既存の枠にとらわれない自由な発想や創造性を表現している。全体的に文字の印象を強めたデザインに変更され、「の」の下に描かれた3本線は、洞窟から見える水面の波紋をイメージしたという。3本線はそれぞれ、「食の驚きと感動」「欲望の解放・自己の肯定」「いままでにない体験・喜び」の3つのブランドプロミスを表している。
■パスタソース電子レンジ対応に
「青の洞窟」パスタソースは、電子レンジ調理可能になり新発売される。従来の湯せんは不要となり、箱を折り返して電子レンジで温めるだけで良くなる。人気の6品「ボロネーゼ」「カルボナーラ」「アラビアータ」「ポモドーロ」「海老と帆立のトマトクリーム」「トリュフ香るチーズクリーム」は、中のソースもよりおいしく改良された。30周年記念商品として、ブランド誕生時の1995年当時の味を再現した「青の洞窟 CLASSIC ボロネーゼ‘95」も発売される。現在の「青の洞窟 ボロネーゼ」は肉の味わいが強いが、このCLASSICはトマト感が強いという。常温タイプの本格的な生パスタである「青の洞窟 生パスタ」も、それぞれ「フェットチーネ」「リングイーネ」「タリオリーニ」の3種類が発売される。南イタリアで修行を重ねたトップシェフと共同開発した生パスタ専用小麦粉「ファリーナ ダ サローネ」をブレンドし、弾力感のある生パスタらしいもちもち食感を実現した。それぞれ、「青の洞窟」シリーズのおすすめのパスタソースとのペアリングが楽しめる。冷凍パスタでは「青の洞窟 Piccolino お肉の旨みあふれるボロネーゼ」「青の洞窟 Piccolino スモークチーズ香るカルボナーラ」が登場。材料、調理法、香りにこだわった一品で、レストランで食べるような本格的な味わいを楽しめる。パッケージは「青の洞窟」ブランドの世界観を踏襲しながらも、手書き文字や全体的に明るい色味にすることで、よりカジュアルな雰囲気を表現し、若年層へアプローチしていく。
■今後の展開
2026年春の家庭用新製品・リニューアル品数は、「青の洞窟」シリーズを交えて計60品となり、日清製粉ウェルナは年間売上目標を100億円と定めている。伊藤俊二常務は「青の洞窟」シリーズの今後の展開について、「青の洞窟ブランドを生かしたプロダクトを現在検討中。青の洞窟ブランドの魅力に、さらに磨きをかけて世の中に提供し続けていきたい」と語り、ギフトやイタリアン調味料、ドルチェなどパスタに縛られない展開を考えていることを明かした。
〈米麦日報2026年2月4日付〉







