アマンド、創業80周年で歴代リングシュー復刻 「待ち合わせ」から「洋菓子」のブランドへ
アマンドは8月18日に創業80周年を迎える。これを機に、「待ち合わせのアマンド」に加え「洋菓子のアマンド」としてブランド価値の向上を図る。商品開発や物販、新ブランドの展開を通じて幅広い世代への浸透を目指す。
7月2日に開いた記者発表会で、勝俣勉社長が、1946年の創業について「戦後間もない時代に、甘いもので笑顔になってもらいたいという思いから始まった会社」と説明。「アマンド」の名称については、「甘いものを扱う人」という意味の「甘人(あまんど)」が由来との考えも紹介した。

1949年には復興への願いを込めた「アマンドピンク」が誕生。1952年には「口元を汚さず上品に食べられるように」と考案した看板商品「リングシュー」を発売し、1964年開店の六本木店は「待ち合わせのアマンド」として親しまれた。2012年にはキーコーヒーグループの一員となった。
2020年の社長就任後は、コロナ禍を機に六本木店内へ「アマンドラボ」を新設。「六本木リングシュー」や「ボン・ナポレオン」など新商品の開発につなげた。2024年には「オールド・ニュー」をコンセプトに六本木店をリニューアルし、新たなブランド価値の発信を進めている。

勝俣社長は、「80周年は歴史の重みを感じる節目であり、私自身にとっても大きなプレッシャー」としながら、「100周年に向けてできることを一つずつ積み重ねていきたい」と強調。「甘いものでみんなを笑顔にしたい」という創業理念を継承し、「親子三代、四代にわたって親しまれるブランドを目指したい」と語った。
また、「待ち合わせのアマンド」だけでなく、「洋菓子のアマンド」としてブランド価値を高め、物販や新ブランドの展開を進める考えを示し、「昔のものと新しいものを組み合わせ、新しい価値を生み出していきたい」と展望を語った。

80周年企画「History of ALmOND」の第一弾として、7月6日から8月16日まで六本木店で歴代リングシュー3種類を週替わりで販売する。八重尾純一マネジャーは、「六本木リングシューは、コロナ禍をきっかけにレシピを一から見直して開発した商品」と紹介し、「サクサク食感のシュー生地と、生クリームとカスタードのダブルクリームを楽しんでほしい」とアピールした。







