モスバーガー、新作「アボカド タコスバーガー」発売 昨夏300万食の人気シリーズ強化、ブラックアンガスバーガーも

新作「アボカド タコスバーガー」など
新作「アボカド タコスバーガー」など

モスバーガーを展開するモスフードサービスは7月15日、新商品「アボカド タコスバーガー」(630円)を期間限定で発売する。

同時に昨年の夏に好評だった「モスタコスバーガー」(570円)、「スパイシーモスタコスバーガー」(620円)をリニューアルして販売するほか、数量限定の「ブラックアンガスバーガー」(730円)や新ドリンクも投入し、夏商戦を強化する。販売は9月上旬まで(一部商品は販売期間が異なる)。価格はいずれも税込。

同社は7月9日に東京都内で新商品発表会を開催した。昨年販売した「モスタコスバーガー」と「スパイシーモスタコスバーガー」はシリーズ累計300万食を販売し、当初計画比114%の実績となった。今年は新商品の「アボカド タコスバーガー」を加え、ダブルパティ仕様を含む計6品で展開し、合計300万食の販売を目標に掲げる。

■タコス市場拡大を追い風に新商品投入

商品開発部の大久保歌寿部長は、「国内ではタコス専門店が急増しており、タコス市場が盛り上がっている。この流れをさらに盛り上げる商品として展開したい」と説明した。

商品開発部の大久保部長
商品開発部の大久保部長

昨年好評だった「モスタコスバーガー」と「スパイシーモスタコスバーガー」は、基本的な味わいを維持しながらブラッシュアップした。従来使用していたスライスチーズをチェダーチーズベースに変更したほか、マヨネーズの重ね方も見直し、チーズやタコスソースとの一体感を高めた。大久保部長は「昨年より全体の味のバランスが整い、よりはっきりとした味わいになった」と話した。

「モスタコスバーガー」は、チェダーチーズベースのスライスチーズ、ハーフマヨネーズタイプ、トマト、レタスにタコスソースを合わせた商品。タコスソースはトマトをふんだんに使い、チリパウダーやクミンなどのスパイスを効かせながら、隠し味に味噌を加えて甘みとコクを持たせた。辛味を強くしていないため、辛さが苦手な人でも食べやすいという。パティを1枚追加した「ダブルモスタコスバーガー」も販売する。

モスタコスバーガー
モスタコスバーガー

「スパイシーモスタコスバーガー」は、ハラペーニョを加えた刺激的な辛さが特徴。こちらも「ダブルスパイシーモスタコスバーガー」を展開する。

【画像はこちら】ハラペーニョを加えた「スパイシーモスタコスバーガー」など

新商品の「アボカド タコスバーガー」は、「モスタコスバーガー」にダイスカットしたアボカドを組み合わせた商品。タコスなどで使われる、アボカドをペースト状にした「ワカモレ」ではなく、あえて角切りのアボカドを使用することで食感を残した。別添えのくし切りレモンを絞れば、爽快感が増し、味の変化も楽しめる。パティを1枚追加した「ダブル アボカド タコスバーガー」も販売する。

新作「アボカド タコスバーガー」
新作「アボカド タコスバーガー」

マーケティング本部プロモーション部の大樂泰督部長は、「今年も猛暑が予想される。夏のだるさを吹き飛ばし、爽快な気分になっていただきたい」と話し、今年のキーワードを「爽快」と位置付けた。

■ブラックアンガス牛100%使用の新バーガー

あわせて数量限定で発売する「ブラックアンガスバーガー」(730円)は、ブラックアンガス牛100%のパティを使用した新商品。

ブラックアンガスバーガー
ブラックアンガスバーガー

ブラックアンガスは、アバディーン・アンガス種のうち黒毛の牛で、適度に乗ったジューシーな脂と、旨みの強い赤身のバランスに優れた肉質が特徴。今回は、豪州アンガス協会の認証を受けたアンガス牛100%の純血種を使用した。

商品開発部の大久保歌寿部長は、「本来はステーキで味わうようなレベルの肉を、あえてひき肉にしてパティにした。肉肉しさの秘密はそこにある」と説明。さらに、「純血種でも白い毛が混ざる個体はあり、それでもブラックアンガスとして認められているが、今回は現地で黒毛を確認した牛肉を使用した」と、素材選びへのこだわりも明かした。

パティは肉の旨みを引き立てるスパイスで味付けし、上には3種類のマスタードを使ったにんにく風味のマスタードソース、下には野菜と相性の良いオーロラソースを合わせた。2種類のソースを使用しながらも量は控えめにすることで、肉本来の味わいを前面に打ち出した。

大久保部長は「これまでモスは野菜へのこだわりを評価いただくことが多かったが、お肉にもこだわっていることを感じてもらいたい」と語った。

マーケティング面では「衝撃」をキーワードに掲げ、大樂泰督部長は「食べた瞬間の肉肉しさに衝撃を受けた。その体験を伝えたい」と話した。

マーケティング本部プロモーション部の大樂部長
マーケティング本部プロモーション部の大樂部長

■価格グラデーション戦略を継続、ティータイム需要も開拓

同社は2026年度も「価格グラデーション戦略」を継続する。定番商品からプレミアム、超プレミアムまで価格帯を広げ、その日の気分や利用シーンに応じた商品選択を提案する考えだ。

また、ランチ時間帯への来店集中を分散するため、朝・ティータイム・夜の需要開拓も進める。

期間限定の「オレンジ&パッションフルーツティー」(610円)は11月上旬まで販売。店内でカットしたオレンジ半個分を使用し、パッションフルーツ・オレンジ・ライチの果汁を合わせたシロップとスリランカ産茶葉のアイスティーを組み合わせた。付属のスプーンでオレンジをつぶすことで、味の変化も楽しめる。

オレンジ&パッションフルーツティー
オレンジ&パッションフルーツティー

さらに、従来のジンジャーエールに代わり、モスオリジナルの「クラフトジンジャーエール」(S230円、M290円、L340円)を定番商品として発売。甘さを抑えたドライな味わいが特徴で、今後は同商品を使ったアレンジメニューも展開していく考えだ。

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食品産業新聞

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昭和26年(1951年)3月1日
発行:
昭和26年(1951年)3月1日
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