コスタコーヒー“ホームカフェ”粉・紙パック・希釈タイプ順次展開、「カフェ品質」を自宅で気軽に/コカ・コーラシステム

コカ・コーラシステム「コスタコーヒー ホームカフェ」シリーズ
コカ・コーラシステム「コスタコーヒー ホームカフェ」シリーズ

コカ・コーラシステムは4月24日、「コスタコーヒー ホームカフェ ブレンド 粉」(150g袋/598円税別)、「コスタコーヒーホームカフェ ブラック 無糖」「コスタコーヒー ホームカフェ ブラック 加糖」(各1000ml紙パック/298円税別)を発売する。

“ヨーロッパナンバーワン”のカフェブランド「コスタコーヒー」から新たに提案する、自宅などでコーヒータイムを楽しめる「コスタコーヒー ホームカフェ」シリーズ。

5月22日からは希釈タイプの「コスタコーヒー ホームカフェ コーヒーベース ノンスイート」「コスタコーヒー ホームカフェ コーヒーベース 甘さ控えめ」(各340mlPET/298円)も投入する。

コカ・コーラシステムの「コスタコーヒー ホームカフェ」3種5品投入の背景には、生活様式の変化に伴い、家庭でも高品質なコーヒーを飲みたいというニーズが高まっていることがあるとする。商品担当者によると、「コスタコーヒー ホームカフェ」シリーズは「コスタコーヒー」のカフェで味わえる「シグネチャーブレンド」やラテメニューの風味特徴を、家庭用に再現。ヨーロピアンスタイルのミディアムローストの風味豊かな味わいを、毎日自宅で手軽に楽しめるという。

なお、「コスタコーヒー」は、コーヒーの本場ヨーロッパで50年以上続くカフェブランドで、ヨーロッパを中心に世界で約4000店舗を展開している。日本では2020年からコカ・コーラシステムが展開。2021年春にブランド初となるPETボトルコーヒーシリーズを発売した。

2023年3月には、PETボトルコーヒーシリーズ「プレミアムラテ」「プレミアムブラック」(各265mlPET/自販機限定280mlPET)のフレーバーとパッケージをリニューアルし、新商品「フラットホワイト」(各265mlPET/177円税別、自販機限定280mlPET/190円税込)を追加発売している。

日本国内で家庭用商品以外には、独自開発したセルフ抽出マシン「コスタコーヒー エクスプレス」を展開。プロのバリスタが丁寧に手淹れしたような本格エスプレッソコーヒーを提供する。また、コスタコーヒー認証のフルオート機と専用コーヒー豆を使った業務用ソリューションを、レジャー施設やカフェなど、関東を中心に1100拠点以上展開中だ。抽出はドリップタイプも導入する。

今後は、総合商社の双日と、外食企業のロイヤルホールディングスによる、合弁事業会社「双日ロイヤルカフェ社」が「コスタコーヒー」のカフェを関東を中心に出店。フランチャイズで日本全国に展開するという。

日本コカ・コーラ社の担当者は、「コスタコーヒー」ブランドの戦略について、「最も愛されるマスプレミアムのトータルコーヒーブランドを目指している」とする。

PETボトルなどのRTD(容器入り飲料)は、気軽にカフェ品質の味を体験するプラットフォームとして、さらに進化させた商品を展開し、自宅で楽しんでもらう機会を提供する。業務用では、淹れたてのコスタコーヒーの体験する機会を広がっていくもようだ。

レジャー施設などでもコスタコーヒーが飲める店舗が増えている
レジャー施設などでもコスタコーヒーが飲める店舗が増えている(記者撮影)
媒体情報

食品産業新聞

時代をリードする食品の総合紙

食品産業新聞

食品・食料に関する事件、事故が発生するたびに、消費者の食品及び食品業界に対する安心・安全への関心が高っています。また、日本の人口減少が現実のものとなる一方、食品企業や食料制度のグローバル化は急ピッチで進んでいます。さらに環境問題は食料の生産、流通、加工、消費に密接に関連していくことでしょう。食品産業新聞ではこうした日々変化する食品業界の動きや、業界が直面する問題をタイムリーに取り上げ、詳細に報道するとともに、解説、提言を行っております。

創刊:
昭和26年(1951年)3月1日
発行:
昭和26年(1951年)3月1日
体裁:
ブランケット版 8~16ページ
主な読者:
食品メーカー、食品卸、食品量販店(スーパー、コンビニエンスストアなど)、商社、外食、行政機関など
発送:
東京、大阪の主要部は直配(当日朝配達)、その他地域は第3種郵便による配送
購読料:
3ヵ月=本体価格12,000円+税6ヵ月=本体価格23,000円+税1年=本体価格44,000円+税