キリン「プラズマ乳酸菌」シリーズ、2023年販売金額が前年比4割増の200億円超に

キリン プラズマ乳酸菌入り商品
キリン プラズマ乳酸菌入り商品

キリンホールディングスは1月24日、独自素材「プラズマ乳酸菌」関連事業の2023年年間販売金額が前年比約4割増となる目標金額の200億円を達成したと発表した。 同社は好調の背景について、「人々の健康意識の高まりや健康増進に向けた行動変化や、健康な人の免疫機能の維持をサポートすることを訴求する“免疫ケア”市場の拡大」などを挙げている。

健康意識の高まりについて、キリンホールディングスはキリングループが2023年4月に実施した調査(※)において、社会全体の生活環境変化に伴い、「体の内側から健康になりたい」「自分の健康は自分で守りたい」という意識が高まっていることが分かったとしている。
※ キリンビバレッジ調べ 意識の高まり調査 対象:全国20-69歳男女、n=10,000、期間:2023年4月15日~4月16日

また、キリングループは”免疫ケア”市場の広がりと手軽な健康ケアの実現に向けて、自社商品にとどまることなく、パートナー企業とのコラボレーションにより、飲料、青汁、飴などのさまざまなカテゴリーで、「プラズマ乳酸菌」配合商品を多数展開している。2023年も新たなパートナー企業と連携し、青汁・シリアル・ゼリーなど免疫機能の機能性表示商品を発売した結果、商品ラインアップは59商品(2023年12月時点)まで拡大した。

そのうち、「プラズマ乳酸菌」配合飲料は、2023年年間販売数量が前年比約4割増の896万ケースとなった。ドライ飲料カテゴリーで「キリン iMUSE(イミューズ)」の販売が好調だったほか、チルド飲料カテゴリーで、2023年3月に発売した「キリン おいしい免疫ケア」が年間を通じて大きく伸長するとともに、10月に「キリン おいしい免疫ケア 睡眠」を展開したことも、新たなユーザー拡大に貢献したとしている。

媒体情報

食品産業新聞

時代をリードする食品の総合紙

食品産業新聞

食品・食料に関する事件、事故が発生するたびに、消費者の食品及び食品業界に対する安心・安全への関心が高っています。また、日本の人口減少が現実のものとなる一方、食品企業や食料制度のグローバル化は急ピッチで進んでいます。さらに環境問題は食料の生産、流通、加工、消費に密接に関連していくことでしょう。食品産業新聞ではこうした日々変化する食品業界の動きや、業界が直面する問題をタイムリーに取り上げ、詳細に報道するとともに、解説、提言を行っております。

創刊:
昭和26年(1951年)3月1日
発行:
昭和26年(1951年)3月1日
体裁:
ブランケット版 8~16ページ
主な読者:
食品メーカー、食品卸、食品量販店(スーパー、コンビニエンスストアなど)、商社、外食、行政機関など
発送:
東京、大阪の主要部は直配(当日朝配達)、その他地域は第3種郵便による配送
購読料:
3ヵ月=本体価格12,000円+税6ヵ月=本体価格23,000円+税1年=本体価格44,000円+税