「サントリー天然水」「クラフトボス」「なっちゃんオレンジ」など値上げ、500PET・大容量PET・ボトル缶・濃縮PET他で合計188品目対象/2024年10月1日出荷分から サントリー食品インターナショナル

サントリー「天然水2L」「クラフトボス ブラック」「なっちゃんオレンジ」
サントリー「天然水2L」「クラフトボス ブラック」「なっちゃんオレンジ」

サントリー食品インターナショナルは、2024年10月1日出荷分から国内の500mlペットボトル、大容量ペットボトル、ボトル缶、濃縮ペットボトルなど、一部商品の価格改定を行う。4月23日に発表した。

【関連記事】「お~いお茶」などドリンク製品171品とリーフ製品36品で値上げ、改定率プラス2.2%から36.4%/伊藤園 2024年10月1日から

対象は、合計188品。「サントリー天然水」(2Lペットボトル)はメーカー希望小売価格で300円を330円に、「クラフトボス ブラック」(500mlペットボトル)は180円を200円に、「なっちゃん オレンジ」(冷凍兼用425mlペットボトル)は160円を200円にする(価格はいずれも税別)。価格改定率は6%から32%アップとなる。

同社は近年、原材料調達コストの大幅な上昇を背景に価格改定を実施していた。その一方、安全・安心で高品質な商品の安定的な提供のため、生産性向上、コスト削減等、経営の合理化を進めてきたという。

だが、今回の価格改定の背景には、円安の継続、農作物の需給ひっ迫、人件費上昇による加工賃のアップを主な要因とし、原材料調達のコスト高が継続し、製造原価悪化に関しては、今後も先行き不透明な状況が続くことが想定されるという。そのため、一部の商品について改めて価格改定するとした。

サントリー食品インターナショナルは、「引き続き、企業努力による合理化をさらに進め、一層のコスト削減を図り、高品質な商品を通じて、お客様に潤い豊かな生活を提供していきます」などとしている。

媒体情報

食品産業新聞

時代をリードする食品の総合紙

食品産業新聞

食品・食料に関する事件、事故が発生するたびに、消費者の食品及び食品業界に対する安心・安全への関心が高っています。また、日本の人口減少が現実のものとなる一方、食品企業や食料制度のグローバル化は急ピッチで進んでいます。さらに環境問題は食料の生産、流通、加工、消費に密接に関連していくことでしょう。食品産業新聞ではこうした日々変化する食品業界の動きや、業界が直面する問題をタイムリーに取り上げ、詳細に報道するとともに、解説、提言を行っております。

創刊:
昭和26年(1951年)3月1日
発行:
昭和26年(1951年)3月1日
体裁:
ブランケット版 8~16ページ
主な読者:
食品メーカー、食品卸、食品量販店(スーパー、コンビニエンスストアなど)、商社、外食、行政機関など
発送:
東京、大阪の主要部は直配(当日朝配達)、その他地域は第3種郵便による配送
購読料:
3ヵ月=本体価格12,000円+税6ヵ月=本体価格23,000円+税1年=本体価格44,000円+税