「ジャワティ」×「飯田商店」が“素材のこだわり”で共鳴、紅茶ポリフェノールで“食事に合う”価値を体感/大塚食品

特別な素材で作られたラーメンと「ジャワティ」
特別な素材で作られたラーメンと「ジャワティ」

◆東京・東久留米の食材を使った味覚体験イベントを開催

大塚食品が展開する紅茶ブランド「ジャワティ」は7月29日、地域食材とのペアリングを通じて“食事に合う紅茶”の魅力を体感できるイベント「“味わう”を楽しもう」を、TANENIWA BASE(東京都東久留米市)で開催した。

「“味わう”を楽しもう」イベントでは、地域の生産農家や飲食店の人たちも体験
「“味わう”を楽しもう」イベントでは、地域の生産農家や飲食店の人たちも体験

イベントには、昨年から協働している人気ラーメン店「飯田商店」の飯田将太店主に加え、世界ナポリピッツァ選手権で1位を獲得した岩澤正和氏も参加。東久留米の湧き水で育った小麦「農林61号」や、タネニハファームで収穫した野菜を使ったラーメンやピザとともに、「ジャワティ」のペアリングが提供された。

◆飯田商店との共鳴、“すっきりと次の一口へ”

「飯田商店」の飯田将太店主(左)と大塚食品の小林一志部長
「飯田商店」の飯田将太店主(左)と大塚食品の小林一志部長

飯田店主は「ラーメンと一緒にジャワティを飲んだとき、水よりも口の中がすっきりして、次の一口の味がはっきりと感じられると実感した。今年5月からは、店舗でも提供しており、非常に好評だ」と話す。

「ジャワティ」が食事に合う理由のひとつが、紅茶ポリフェノールによる働きにある。口内の油分や雑味をリセットし、味の余韻をきれいに切ることで、料理本来の旨みを引き立て、次のひと口への期待感を高めてくれる。

◆茶葉だけでつくる、変わらぬ味へのこだわり

ラーメンの材料には東久留米の湧き水で育った小麦「農林61号」や、タネニハファームで収穫した野菜などを使用
ラーメンの材料には東久留米の湧き水で育った小麦「農林61号」や、タネニハファームで収穫した野菜などを使用

さらに、「ジャワティ」は茶葉のみを原料としており、インドネシア・ジャワ島での茶葉の生産地に社員が足を運び、栽培状況を直接確認したうえで、信頼できる素材だけを仕入れるという姿勢を貫いている。現地の生産者との丁寧な関係構築と、こだわりの抽出技術により、紅茶本来のすっきりとした味わいが保たれている。

大塚食品製品部の小林一志部長は、「『ジャワティ』は1989年の発売当初から、“食事に合う紅茶”という位置づけで展開してきた。いま無糖紅茶が注目されているが、私たちは“ジャワティ”という独自カテゴリーをつくる意識で歩んできた。もっと多くの方にその価値を知っていただきたい」と語る。

「シンビーノ ジャワティ」ラインアップ
「シンビーノ ジャワティ」ラインアップ

さらに、「毎年同じ味を保つのは簡単ではない。茶葉は農産物であり、天候によって風味が変化する。そのため、産地での生育管理や抽出工程において、安定した品質を保つための工夫を重ねている」と、変わらない味の裏にある努力にも言及した。

◆こだわりがつなぐ両者の哲学

今回のイベントでは、素材にこだわる「飯田商店」と、原料から向き合う「ジャワティ」の哲学が共鳴し、地元の農家や飲食店関係者にとっても価値ある体験となったようだ。

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食品産業新聞

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昭和26年(1951年)3月1日
発行:
昭和26年(1951年)3月1日
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