台湾産フルーツを使ったジュースを無料提供、東京・原宿のWITH HARAJUKUで

台湾貿易センター(TAITRA)は10月16日~22日の7日間、台湾産フルーツを使ったジュースを都内の商業施設WITH HARAJUKU(東京都渋谷区)において無料で配布している。提供数は1日あたり600杯(予定)。
台湾産のパイナップル、ドラゴンフルーツ、文旦を使い、「パイナップルフローズンドリンク」「ドラゴンフルーツティーソーダ」「文旦ラッシー」3種のドリンクを開発した。イベントでは、TAITRAの公式インスタグラムをフォローした人へ、この中から1種を提供する。また、イベントの様子を投稿した人にはステッカーをプレゼントする。提供時間は10時~14時、16日のみ12時30分開始。
今回の企画は、日本の農林水産省にあたる台湾農業部とTAITRAの連携により実現した。台北代表処農業部部長の王清要氏は、「甘くてジューシーな台湾産フルーツの魅力を訴求する取り組みだ。ジュースを通じて、台湾フルーツの旅を楽しんでいただきたい」と話す。

台湾では亜熱帯から熱帯に広がる気候と山脈に囲まれた地形を生かし、年間を通じて多彩な農作物を生産している。今回のイベントで紹介したパイナップルは3月から4月、文旦とドラゴンフルーツは9月から10月が旬となる。
台湾産フルーツの代表格、パイナップルの日本向け輸出量はコロナ前の約3000トンから2024年には約1万9000トンまで伸長した。中国向けの輸出量減少を受け、それに代わる市場として日本や東南アジア、アメリカ向けの輸出拡大に力を注いでいるという。
なお、10月23日~29日には、台湾茶ドリンク専門店のHAPPY LEMON誠品生活日本橋店において、イベントで配布したドリンクと同じメニューを期間限定で販売する。