「紀ノ国屋クラシックバッグ」オンライン販売スタート、レトロな“クラフト紙袋”復刻デザイン、スーパー開業70周年記念で

「紀ノ国屋クラシックバッグ」使用例
「紀ノ国屋クラシックバッグ」使用例

スーパーマーケットを展開する紀ノ國屋は4月24日、「紀ノ国屋クラシックバッグ」のオンライン販売を開始した。

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「紀ノ国屋クラシックバッグ」
「紀ノ国屋クラシックバッグ」

紀ノ国屋は1953年(昭和28年)11月28日、東京・青山に“利用客が自ら商品を選び、レジで精算する日本初のセルフサービス・スーパーマーケット”として業態変更し開業。

今回の「紀ノ国屋クラシックバッグ」は2023年にスーパー開業70周年を迎えることを記念して販売する。税込3499円。素材はナイロン。サイズはタテ41cm、ヨコ29cm、マチ11cm。公式オンラインストアで先行販売した後、5月1日から店頭販売も実施する。

デザインはスーパーマーケット初期のレトロな“Old fashion”風。70年前の開業時に使用していたクラフト紙製のショッピングバッグのデザインと形状をエコロジーバッグで忠実に再現した。スーパーマーケット誕生にふさわしい「レトロモダン×アメリカン」を表現した“懐かしくも新しいバッグ”だ。

「紀ノ国屋クラシックバッグ」と開業当時のクラフト紙袋の比較
「紀ノ国屋クラシックバッグ」と開業当時のクラフト紙袋の比較

縦長の形状で、フランスパン・パスタ・牛乳など背の高い商品も収まり、底板付きなのでスープやデザート・弁当など崩れやすいものも安定して持ち運べる。インナーポケットも付いて、携帯電話や鍵などバッグの中でなくなりがちな小物も収納しやすい。

「紀ノ国屋クラシックバッグ」インナーポケット
「紀ノ国屋クラシックバッグ」インナーポケット

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紀ノ国屋は「紀ノ国屋 クラシックバッグ」を購入して応募した人の中から合計70人に、肉加工品やフルーツなどの「紀ノ国屋特選商品」をプレゼントする。応募締切は6月15日まで。当選者発表は賞品の発送をもって代替する。賞品の配達は2023年7月21日を予定している。

抽選プレゼントの「紀ノ国屋特選商品」
抽選プレゼントの「紀ノ国屋特選商品」

なお、紀ノ国屋のエコバッグは1995年(平成7年)に誕生。当時、東京都がゴミ減量化を目的とした「マイバッグキャンペーン」を始めた時期で、レジ袋の利用方法の見直しが求められていた。

紀ノ国屋はレジ袋に環境にやさしい紙素材を使うなど努力はしていたが、使い捨て形式を変えたいと考え、ナイロン素材のオリジナルバッグが誕生した。

当時、このナイロン素材のエコバッグは販売しておらず、買い物バッグを持参した利用客にスタンプカードを発行、所定のスタンプがたまったらエコバッグと交換していた。このオリジナルバッグが好評を得て、翌年には顧客の要望に応えてオリジナルバッグの販売を開始した。ナイロン素材を採用することで、「軽くて丈夫」「折りたたんで持ち運びやすい」「水にも強く汚れも落としやすい」という特長がある。紀ノ国屋では現在、約200種類以上のバッグを販売している。

紀ノ国屋は「ぜひお気に入りの1枚を見つけてお買い求めください」などと呼び掛けている。

◆紀ノ国屋公式オンラインストア エコバッグ一覧