ハルカスでアイスクリーム万博「あいぱく」開催、120種以上のアイスが一堂に/近鉄百貨店あべのハルカス近鉄本店

「MARUZEN Tea Roastery」(静岡県)は焙煎温度帯によって異なる風味や色のジェラートをダブル(税込1000円)で食べ比べできる
「MARUZEN Tea Roastery」(静岡県)は焙煎温度帯によって異なる風味や色のジェラートをダブル(税込1000円)で食べ比べできる

近鉄百貨店あべのハルカス近鉄本店(大阪府大阪市)は8月3日~14日、アイスクリーム万博「あいぱく」を開催している。2023年は30ブランド120種以上のアイスクリームなどが揃う。客単価約1500円、来場客数約12万人を見込み、売上は8000万円を目指す。

「あいぱく」はアイス評論家のアイスマン福留氏が代表を務める(一社)日本アイスマニア協会(会員数約13000人)がプロデュースする、全国巡回型のアイスクリームイベントだ。2023年は行動制限が解除されてから初めての開催となり、過去に人気のあった店の再登場に加え、大阪初登場を織り交ぜている。

初登場となる「MARUZEN Tea Roastery」(静岡県)は、お茶の焙煎温度帯によって異なる風味や色のジェラートを提供。焙煎していない「0℃ 荒茶」や「0℃ 抹茶」から、焦げる直前まで温度を上げて焙煎したほうじ茶「200℃ ダークロースト」までを、シングル(税込550円)のほか、食べ比べのできるダブル(同1000円)で販売する。

このほか、これまで持ち帰り商品として販売していた「冷凍プリンソフト」(三重県、同690円)を大阪初となる実演販売を行う。

大阪では初実演販売となる「冷凍プリンソフト」(税込690円)
大阪では初実演販売となる「冷凍プリンソフト」(税込690円)

アイスマン福留氏は「全国を巡回しているが、ハルカスでの催事が毎年全国で一番盛り上がる。実演のほかに、今年は持ち帰り商品にも注力し、ミルクアイスの食べ比べやご当地アイスなど全国から厳選した商品を取り揃えている。一度では食べきれないと思うので、何度も通ってお祭り気分で楽しんでほしい」と話した。

アイス評論家のアイスマン福留氏
アイス評論家のアイスマン福留氏

アイスクリームのトレンドについては、「昭和レトロや喫茶店ブームにより、クリームソーダフレーバーのアイスや、昔ながらのプリンをアイスで再現したものが登場している。食事をした後に楽しむ夜パフェなど、体験を重視した『コト消費』ブームがアイス業界にもきている」とした。

【イベント概要】

▽開催場所
あべのハルカス近鉄本店ウイング館9階催会場

▽営業時間
午前10時~午後8時(7日は午後7時まで、最終日は午後3時閉場)

持ち帰りコーナーも充実
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昭和26年(1951年)3月1日
発行:
昭和26年(1951年)3月1日
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