小児がん支援へ、ファミマの「みんなのレモネード」第3弾発売、売上の一部を寄付

ファミリーマート西池袋店(東京都豊島区)の飲料売り場
ファミリーマート西池袋店(東京都豊島区)の飲料売り場

ファミリーマートは、7月8日から、小児がんの子どもたちを応援する「みんなのレモネード」(数量限定、220mlPET/税込228円)第3弾を全国の店舗で発売している。

「みんなのレモネード」は、例年好評の小児がん患者とその家族のサポート、および小児がんに関する啓発に取り組む一般社団法人みんなのレモネードの会の子どもたちと共に発足した「ファミレモ部」が主体となって開発した。

「みんなのレモネード」第3弾
「みんなのレモネード」第3弾

今年はシリーズ最大のレモン果汁 17%を配合し、夏にぴったりのさわやかな味わいに仕立てた。売上の一部はみんなのレモネードの会へ寄付され、小児がん患者の支援に活用される。

商品は、味を決める「商品開発チーム」23家族39名、商品のパッケージデザインを決める「デザインチーム」26家族42名が参加。それぞれ子どもたちが商品の試飲をし、パッケージに使用するイラストの募集を行った。7月8日、西池袋店(東京都豊島区)の店内で行った発売イベントでは、チームに参加した3人の子どもたちも出席した。

(左から)ファミリーマート マーケティング本部大橋結実子マネジャー、イベントに参加した子どもたち、同社商品本部の石田照雄さん
(左から)ファミリーマート マーケティング本部大橋結実子マネジャー、イベントに参加した子どもたち、同社商品本部の石田照雄さん

容器には2種類のイラストがあるが、実際イラストが採用された佐藤さん(13歳)は、「多くの人に飲んでもらいたい、小児がんを多くの人に知ってもらいたいと思って地球を描いた」と喜びを語った。また宇田さん(17歳)は「炭酸飲料で割ると美味しいのでおすすめ」と語った。

SNSの活用としては、商品や取り組みをより多くの方が身近に感じられるよう、TikTokで子どもたちが書いたパッケージイラストが3Dで動く様子が見られるARフィルターを用意した。

7月8日~9月30日までの期間中は、ファミペイ払いで買い物をした際の売上の一部も「みんなのレモネードの会」へ寄付する。

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昭和26年(1951年)3月1日
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