ミニストップ「ハロハロ」が30周年 記念日制定やSNS企画で若年層にも訴求

ミニストップは、「ハロハロ」30周年記念企画を始めるにあたり、7月31日に東京・港区のフィリピン大使館にて発表会を開催した。
「ハロハロ」とはタガログ語で「混ぜこぜ」を意味するフィリピンの代表的なかき氷デザート。同社では1995年に発売してから様々なアレンジを行い、近年では果実氷シリーズや限定フレーバーなどで進化し続ける夏のデザートだ。年間700万食ほど販売する。
堀田昌嗣社長は、「ソフトクリームに次ぐ看板商品で、食べるたびに笑顔がこぼれるスイーツ。これからも進化させ続けたい」と抱負を語った。

堀田社長から、ハロハロのルーツであるフィリピンへの敬意と感謝を込めて、駐日フィリピン共和国特命全権大使のミレーン・デ・ホヤ・ガルシア=アルバノ閣下に感謝状を贈呈。そのあと、両国のハロハロ交換として、それぞれの試食を行った。
また、日本記念日協会により「8月6日はハロハロの日」に認定されたという。これに合わせて、7月31日~8月6日の期間で東京モノレール羽田空港第3ターミナル駅改札内に感謝状の広告を掲載する。
SNSキャンペーンでは、8月2日14時~15時にハロハロの画像を投稿すると、商品が無料になったり、100円引きになったりするデジタルクーポンをプレゼント。
ハロハロの日当日には、対象のハロハロのクーポンがもらえるくじ引き企画も実施する。発売当時からのファンも多いが、若年層のファンも獲得したい狙いだ。
若者には「ハロハロ果実氷ブラッドオレンジ(税込594円)」が好評だという。

取締役ミニストップ事業担当の仲澤光晴氏は「今後新しいフィリピンの食材にもチャレンジしていきたい」と語った。