「ヤオコー岩槻本丸店」オープン、ヤングファミリーの支持を狙い 専門性強化【新店レポート】
												ヤオコーは10月29日、埼玉県さいたま市に「ヤオコー岩槻本丸店」を開店した。店舗数は199店舗目、埼玉県106店舗目の出店となる。ストアコンセプトは「すべてのお客さまに【美味しさ】で感動を」。マミーマート岩槻店の跡地に出店し、売場面積は760坪、売上目標は25億円を予定する。
立地は、東武アーバンパークライン「東岩槻駅」東口から約1.4kmの場所で、徒歩約25分、車では約10分。商圏内の自家用車保有台数は平均1.1台のため車での来店を見込む。西口側には既存店の岩槻西町店があり、今回の出店で主に東口側の地区を中心としたシェア向上を目的とする。
商圏人口は1km圏内9,000世帯1万9,000人、2km圏内3万4,000世帯6万9,000人、3km圏5万2,000世帯、10万8,200人。1km圏内では70歳以上が26.2%と高く、次いで50歳代が15%、40歳代が13.9%と続く。3km圏内になると、40歳代の割合が高くなり、ヤングファミリー層と単身者も多い。メインターゲットはヤングファミリー層と単身世帯で、次にシニア層を想定する。
メインは子供中心で夫婦共働き、節約ニーズが高いことを想定し、お手頃価格の即食商品を多く揃える。知識はあるが簡単に済ませたいシニア層向けの品揃えも意識する。
精肉は、黒毛和牛など、ハレの日の本格焼肉から平日のおかずまでさまざまなニーズに対応し、「焼肉するならヤオコー」と支持される売場を目指す。夕市では切りたて・出来たて訴求を実施し、ヤングファミリー向けのラム肉売場を一角に設けた。鮮魚は、鮮魚アドバイザーによる対面販売で顧客ニーズに合わせた商品を提案する。夕市では旬の魚の姿づくりや洋風メニューとしてボイルエビジュレを提案する。

惣菜は、ランチタイムでおむすび・ちらし寿司など米飯中心に出来たての商品を提供し、美味しさにこだわったインストア冷惣菜や、夕市での出来たて商品の対面販売を強化する。午後はにぎり寿司を中心に展開し、売場の変化で出来たての鮮度感を演出する。

ベーカリーは、国産小麦使用・店内手伸ばしで製造したピザを豊富に品揃えし、サンドイッチやバーガーを展開する。
青果は、美味しさにこだわった「木熟トマトシリーズ」や地産トマトの品揃えを充実させ、広い売場での旬の果実や、手軽なカットフルーツや季節感のあるデザートも展開する。
日配は、キムチを豊富に品揃えし生鮮部門と連動した韓国料理などのメニュー提案を実施する。子育て世代で支持の高い冷凍食品では、冷凍フルーツを充実させる。ドライ食品は、シニア層の健康ニーズに合わせてレギュラーコーヒーを豊富に品揃えし、豆菓子やチョコレートとのペアリング提案を行う。洋酒のさまざまな飲み方提案やおつまみ提案のほか、高単価なウィスキーも品揃えして強化した。ペット飼育率が高い地域ニーズに対応しペットフードの品揃えも強化している。
なお、取り扱いアイテム数は生鮮食品1080SKU、グロッサリー1万7,410SKU、デリカ360SKU、合計1万8850SKUとなっている。



〈「ヤオコー岩槻本丸店」店舗概要〉
◆住所
〒339-0058
埼玉県さいたま市岩槻区本丸3丁目20番45号
◆営業時間
午前9時00分 ~ 午後9時30分
◆駐車台数
263台(店頭駐車場46台、北西駐車場118台、北東駐車場99台) 、駐輪場179台、バイク6台
◆テナント
1F:セブン銀行(ATM)、証明写真機、ポニークリーニング
 2F:スギ薬局、セリア、パシオス、岩槻ほんまる歯科医院







