くら寿司 1貫100円「絆真鯛塩〆炙り」発売、「本ずわいがにVSとろ」フェア開催も

くら寿司「絆真鯛塩〆炙り」
回転寿司チェーン「くら寿司」は10月9日から、コロナ禍で販路減少に悩む漁業者から仕入れたマダイを使用した新商品「絆真鯛塩〆炙り」を全国の店舗で販売する。11月5日までの期間限定。

新商品「絆真鯛塩〆炙り」(1貫100円、以下税別)は、6月に実施した、コロナ禍で苦境に立たされる愛媛県の養殖業者から約200トンの養殖マダイを仕入れる取り組みによるメニュー。

当時、多くの養殖業者ではマダイの出荷が滞っており、エサ代などランニングコストの増大や、次の出荷に向けた養殖が始められないといった問題を抱えていた。くら寿司は、従来の取引として既に別の漁業者からマダイを仕入れていたため、従来の取引はそのままに、新たに養殖業者5社から計約200トンを仕入れた。

大量仕入れに対応するために高性能の冷凍技術を活用したことで、冷凍でも高品質の維持を実現した。加えて、独自のノウハウによって熟成し、マダイ本来の旨みを引き出したという。

また、従来のマダイ商品「極み熟成 真鯛」(2貫200円)と差別化を図るため、皮を残し、提供直前に皮目をバーナーで炙っている。脂のりの良い時期に水揚げしたマダイは、特に皮目の脂のりが強いという。

くら寿司の広報は、「期間限定の『絆真鯛塩〆炙り』と既存商品の『極み熟成 真鯛』、異なる味わいをぜひ食べ比べていただければ」と話す。「絆真鯛塩〆炙り」は塩とわさびでの食べ方がおすすめとのことだ。

なお、くら寿司では「絆真鯛塩〆炙り」発売と同日の10月9日から、「本ずわい かにVSとろフェア」を開催。10月11日まで販売する「特大 本ずわいがに」(1貫200円)や「熟成 大とろ」(1貫200円)、10月15日まで販売する「本ずわいがに三種盛り」(3貫200円)や「あぶりびんちょう大とろ ゆず塩」(2貫200円)などのメニューを展開する。

くら寿司「本ずわい かにVSとろフェア」

くら寿司「本ずわい かにVSとろフェア」

 
また、9月から開催している「鬼滅の刃」コラボキャンペーンの一環として、同じく10月9日から、「鬼滅の刃」クリアファイル第4弾の配布を開始するとともに、コラボメニュー「鬼滅の刃にぎり 三種盛り」(200円)、「禰豆子のたっぷりベリーアイス」(280円)、「乳酸菌ウォーター」(180円)のシート・カップを新デザインに切り替える。
 
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https://www.ssnp.co.jp/news/foodservice/2020/10/2020-1007-0517-15.html

くら寿司「鬼滅の刃」コラボクリアファイル第4弾デザイン(全4種類)

くら寿司「鬼滅の刃」コラボクリアファイル第4弾デザイン(全4種類)