はなまるうどん10月1日値上げ、「かけ」小30円・中40円・大60円アップ、天ぷら・おにぎりは据え置き/吉野家グループ

はなまるうどん「かけ」
はなまるうどん「かけ」

吉野家グループのはなまるは10月1日、同社が展開する讃岐うどんチェーン「はなまるうどん」で値上げを実施する。

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対象商品の値上げ幅は10~100円。9月26日、一部商品の新価格を告知した。主な商品では、「かけ(小)」が現行価格240円から新価格270円に、30円の値上げ(以下、全て税込価格)。「かけ(中)」は360円から400円に、40円の値上げ。「かけ(大)」は490円から550円に、60円の値上げ。

「きつね(小)」「かま玉(小)」は340円から390円に、50円の値上げ。「コクうまサラダうどん(小)」は550円から590円に、40円の値上げ。

「温玉ぶっかけ(小)」「牛肉うどん(小)」や、天ぷら・おにぎりなどの価格は据え置く。テイクアウトは従来どおり、うどん1杯につき容器代別途30円。

各商品、一部店舗では価格や改定日時が異なる。

はなまるうどん 価格改定表(税込、2022年10月1日から)
はなまるうどん 価格改定表(税込、2022年10月1日から)

はなまるによると、「はなまるうどん」では日常食としていつでも気軽においしい讃岐うどんを食べてもらいたいとの思いから価格維持に努めてきたが、原材料費の値上がりに加え、円安ドル高や原油高によるエネルギー費、物流費等の高騰も加速。安定的に商品やサービスの品質を維持していくため、やむを得ず価格改定の実施を決めたという。

なお、吉野家グループでは牛丼チェーン「吉野家」でも10月1日から値上げを行う。「牛丼」「豚丼」などの各種丼は全サイズ一律20円の値上げ。「牛皿定食」や「朝牛セット」も値上げする。

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