日本マクドナルド 紙ストロー導入、木製スプーン・フォーク・ナイフ・マドラーも
日本マクドナルドは10月7日から順次、全国のマクドナルド店舗で、紙製ストロー、木製スプーン・フォーク・ナイフ・マドラーの提供を開始する(子ども用ストローやマックシェイク用ストロー、一部商品用のスプーンなど、プラスチック製での提供を継続するものもある)。
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昨今、プラスチックの過剰使用による環境負荷が世界中で問題視され、プラスチックの使用がさまざまな場面で削減されている中、マクドナルドではグローバル全体で、「2025年末までに、すべてのお客様提供用パッケージ類を、再生可能な素材、リサイクル素材または認証された素材に変更する」というコミットメントを掲げ、より地球環境に配慮したサステナブルな社会を目指した取り組みを行っている(牛乳パックに付属されているプラスチックストローなどはコミットメントの対象外)。
日本マクドナルドでは、「環境のためにはもちろんのこと、美味しさや安全性、使いやすさを考慮しながら」プラスチックに替わるストローなどの開発を進めてきたという。現在は神奈川県・京都府内の全店舗で紙製ストロー、木製スプーン・フォーク・ナイフ・マドラーを先行導入している。
今回、全国約2900店舗で、ストロー・スプーン・フォーク・ナイフ・マドラーをプラスチックから紙製・木製に切り替えることにより、年間約900トンのプラスチックを削減することになる。使用する紙製ストローと木製スプーン・フォーク・ナイフ・マドラーは、環境に優しいFSC認証を取得した紙・木材を使用している(FSC認証は森林の環境や地域社会に配慮して生産された製品であることを証明する国際的な制度)。
日本マクドナルドは「今後もお客様からのお声を伺いながら、積極的に環境に配慮したパッケージの開発を進めてまいります」などとしている。