モスバーガー、7月16日から夏メニュー展開/スパイス×味噌の辛くない「モスタコスバーガー」、通常パティの2枚弱分の黒毛和牛を使った「黒毛和牛の肉盛りバーガー」など

モスバーガーは7月16日、全国の店舗(一部店舗を除く)で、「モスタコスバーガー」「黒毛和牛の肉盛りバーガー」「ホット スパイスモスチキン カレー」「オレンジ&マンゴーティー」を期間限定で新発売する。
今回の新商品は、“夏の味覚・彩りをラインナップで見せるキャンペーン“をテーマに、夏に人気が高まる『夏野菜』『焼肉』や、『スパイシー』『さっぱり』といった味わいに着目。夏に食べたい味の要素を盛り込んだバーガー商品やサイドメニューを開発した。
各メニューの詳細は以下の通り。いずれも税込価格。
〈メキシコ発祥のタコスをモス流にアレンジ〉
「モスタコスバーガー」は、30~40代の女性をメインターゲットに、夏の味覚を味わいたいというニーズに応えて開発したもの。モスフードサービス商品本部商品開発部の青山哲久氏は「モスバーガーの野菜に対して好印象を持つお客様が多い。農家さまに提供いただいた野菜を、フレッシュなソースと一緒に食べていただきたいという思いで開発した」と語る。作り置きをせず、注文を受けてから作る“アフターオーダー方式”で提供するため、温かいパティとフレッシュ感のあるタコスソース、新鮮な野菜の組み合わせが楽しめる。

モスバーガーでは過去に「ナンタコス」を発売していたが、タコス×バーガーのメニューは今回が初めて。「ナンタコスで培ってきた知見なども合わせて、モスタコスバーガーを開発した」(青山氏)。通常の「モスタコスバーガー」のほか、ハラペーニョを加えた「スパイシーモスタコスバーガー」、パティを2枚にした「ダブル」などを販売する。販売期間は9月上旬まで。
◆「モスタコスバーガー」550円
パティの上にスライスチーズ、トマト、レタスを乗せ、特製のタコスソースを合わせた。特製タコスソースは、トマトをベースに辛さを控えつつ、スパイスの香りを引き立たせるため、チリパウダーやクミン、コリアンダーなど、辛みの少ないスパイスを使った。さらに、日本生まれのモス独自のアレンジとして、味噌を使い、甘みとコクを引き出した。

◆「スパイシーモスタコスバーガー」590円
「モスタコスバーガー」に、トマトやチーズと相性の良いハラペーニョを加え、刺激的な辛さとさっぱり感が楽しめるようにした。

◆「ダブルモスタコスバーガー」710円
◆「スパイシーダブルモスタコスバーガー」750円
パティを1枚追加し、ボリュームのあるメニューとした。
〈通常パティの2枚弱分の黒毛和牛を使用〉
モスバーガーでは、2024年度から「レギュラー」「プレミアム」「超プレミアム」の3価格帯によるグラデーション戦略を打ち出している。今回は、夏休みのレジャー需要に伴う“夏のハレの日需要”に向けて、夏のキャンペーン商品として初めて「超プレミアム」価格帯商品の「黒毛和牛の肉盛りバーガー」を投入。30~40代男性をターゲットに、ボリュームのあるバーガーに仕立てた。販売期間は9月上旬までを予定しているが、約90万食の数量限定のため、無くなり次第販売を終了する。
◆「黒毛和牛の肉盛りバーガー」890円
グリーンリーフの上に、通常バーガー商品のパティ2枚弱分の黒毛和牛のスライス肉とオニオンスライスを乗せ、カロリーハーフマヨネーズタイプを合わせた。3種の部位を使い、バラ肉で黒毛和牛の脂のうまみを引き出し、赤身肉のウデ・モモ肉で食感が感じられるようにした。醤油・砂糖ベースのシンプルなソースで味付けし、アクセントに生姜やニンニク、七味を効かせることで、肉のうまみを引き出した。
バンズは、「一頭買い 黒毛和牛バーガー~山わさび醤油仕立て~」(2024年発売)用に開発された『プレミアムバンズ』を、リニューアルのうえ、再び採用。フランスパン用の小麦粉を使い、しっかりとした食感と小麦の香りが楽しめる。通常のバンズよりも重量があり、食べ応えのあるバーガーとした。
