デニーズ「まっぷたつ?パフェ」90店舗へ拡大 「桃」は季節限定、「チョコ」は通年販売に
ファミリーレストラン「デニーズ」は7月8日から、「まっぷたつ?パフェ」の販売店舗を90店舗へ拡大する。新たに、「桃のまっぷたつ?パフェ」は季節デザート、「チョコのまっぷたつ?パフェ」は通年メニューとして販売し、より多くの利用客に提供する。
「まっぷたつ?パフェ」は、正面から見ると通常のパフェに見える一方、横から見ると厚みを半分にした独自形状のグラスを使用したデザート。写真映えと食べきりやすさを両立させ、食品ロス削減にもつなげることを目指して開発した。
【画像4点】正面から見た「桃のまっぷたつ?パフェ」「チョコのまっぷたつ?パフェ」はこちら
今年1月に2店舗で販売を開始したところ好評を集め、販売開始から2週間で計画比380%を記録。利用客への調査では食べ残しゼロを達成したという。
担当者は「SNSに投稿されるパフェの多くが正面から撮影されることに着目した。食品ロス削減につながる可能性もある」と説明している。

■写真映えと食べきりやすさを両立、食品ロス削減にも期待
同商品は、正面から見ると通常のパフェのように見えながら、横から見ると厚みを半分にした独自形状のグラスを使用したデザート。写真映えと食べやすさの両立を目指して開発された。
担当者によると、近年は見た目の華やかさを楽しむ一方で、量の多さから食べきれないという声も少なくないという。事前調査では、料理やデザートを写真撮影のために注文した経験がある人が54%に上る一方、3人に1人が食べ残した経験があることも分かった。
こうした背景から、デニーズは「SNSに投稿されるパフェの多くが正面から撮影されている」という点に着目。見た目の満足感を維持しながら食べきりやすいサイズを実現するため、「正面から見ると通常のパフェだが、横から見ると形も量も半分になっているグラス」を発想したという。
しかし、その特殊な形状ゆえに大量生産が難しく、全国のガラス工場に製造を打診したものの実現には至らなかった。構想から約1年をかけて探し続けた結果、東京・中野の「なかむら硝子工房」のガラス職人、中村昌央氏の協力を得て、伝統的な吹きガラスの技法と手仕事による「まっぷたつ?グラス」が完成した。
このグラスを使用した「あまおうのまっぷたつ?パフェ」(税込990円)を今年1月に2店舗で販売したところ、大きな反響を呼んだ。販売開始から2週間で計画比380%を記録したほか、利用客への調査では食べ残しゼロを達成。一部利用者からは食品ロスへの意識が高まったとの回答も得られたという。

担当者は「デニーズだけで食べ残しをゼロにできるとは考えていない。外食業界全体で活用してもらえればとの思いから、特許は取得していない」と説明した。
■7月8日から90店舗へ拡大
当初は手作りグラスを使用していたが、量産体制が整ったことから、7月8日より販売店舗を90店舗へ拡大する。
季節デザートとして「桃のまっぷたつ?パフェ」(税込1,078円)、通年メニューとして「チョコのまっぷたつ?パフェ」(税込748円)を販売する。
「桃のまっぷたつ?パフェ」は、人気デザート「桃のザ・サンデー」をベースに、みずみずしい桃の味わいや写真映えはそのままに、無理なく食べ切れるサイズに仕上げた商品。
一方、「チョコのまっぷたつ?パフェ」は、2002年から販売する人気デザート「DEVIL’S ブラウニーサンデー」をベースに、チョコスイーツの満足感や見た目はそのまま、最後まで食べやすいサイズで提供する。
販売対象となる90店舗の一覧は、デニーズ公式サイトで確認できる。







