日清食品冷凍、今秋新商品16品と各カテゴリーで積極投入

日清食品冷凍は9月1日、今秋冬の新商品16品、リニューアル品20品を発売する(一部既報)。新商品16品の内訳は、パスタ5品(シェフズプレミアム1品、スパ王プレミアム1品、BIGシリーズ2品、もちっと生パスタ1品)、具多1品、どん兵衛(具付き)2品、米飯5品、スナック(お好み焼)2品、弁当品4品と多岐にわたる。米飯5品のうち新ブランド「日清 にぎりっこ」3品は近畿地区限定発売。

27日、東京・新宿の日清食品ホールディングス本社で新商品発表会が開催された。荒木英明取締役マーケティング部長は、開発テーマは引き続き「おうちレストラン」とし、すべて電子レンジ調理が可能な簡単調理であることと、感動品質の本格メニューが家庭で楽しめることをポイントとして挙げた。

ジャンル別主要ブランド目標としては、めん類では「基軸ブランドの育成と強化」を挙げ、「具多」では“担々麺”をちゃんぽん、あんかけラーメンと並ぶ冷凍麺のシンボルメニューに育成。「どん兵衛」ではうどんの麺質を強化した“うどん堂々”を掲げ、生地熟成と包丁切りを改良。うどんラインで設備投資も実施した。パスタ類と上海焼そば・日清焼そばは簡便性と値ごろ感ある「汁なしめん類」として買い回りされる中、一体として捉え、メニューと品質強化を図るとした。

めん類以外の商品では「新規食シーン提案」を行うとし、米飯では炒飯、おにぎりで基軸を育成。お好み焼では新商品を投入し、女性の取り込みを図る。さらに今秋、お弁当向け米飯「にぎりっこ」(3品・近畿地区限定)および「おにぎらずの具」(2品)という新機軸商品を投入し、新規食シーンの提案を図る。