「恵海(めぐみ)の食卓」シリーズから初の冷食売場向け商品/マリンフーズ

ニッポンハムグループのマリンフーズ(東京都品川区、蓑内眞三社長)は9月29日~30日、大阪市住之江区の大阪南港ATCホールで「年末商談会」を開催した。「恵海(めぐみ)の食卓」シリーズからは初の冷凍食品売場向け商品を提案した。

商談会は9月2日~3日の東京会場を皮切りに、名古屋会場や福岡会場でも開催しており4会場合計で昨年の来場者数(3,100人)3~4%増を予定している。

今年度から新コーポレートブランドを立ち上げ、ブランドビジョンに「New Style of Seafood」、ブランドコンセプトに「Seafood Surprise~海のおいしさ再発見~」を掲げている。

会場では「企業メッセージ」など4つのコーナーに分けての提案が行われた。「国内生産拠点」コーナーでは、旨味たこなどグループ会社である釧路丸水の商品や、いくらなど北海道産の商品を中心に提案した。また、売り場提案ブースでは、北海道フェア企画の事例などを交えたプレゼンテーションが行われた。このほか、日本ソムリエ協会とコラボした「いかのマスタードマリネ」など、三重工場製の簡便性があり即食でき魚食需要を増やす狙いの商品、鍋商材は北海道産の食材を原料に使用した「たこ団子」や「ほたて入り団子」などが紹介された。

「恵海(めぐみ)の食卓」シリーズから、-5℃以下の水産冷凍コーナー用商品として、牛乳を加えて温めるだけと簡単に調理できる「3種の海鮮チャウダー」(内容量310g)を新発売した。このほか、シリーズ初の冷凍食品売場向け商品として、水を加えてあたためるだけの簡単調理の「春雨入りえびワンタンスープ」(同330g、税込398円)、白菜と水を加えて温める「手包みえび餃子スープ」(同346g、同)、ご飯とピーマンを加えてフライパンで炒める「海鮮パエリア」(同177g、同)の3品を提案した。