冷食ユニット、上期売上高7%増771億円、営業利益5億円-マルハニチロ

マルハニチロがこのほど発表した15年度第2四半期(4~9月)連結業績は、既報のように売上高が前期比4.1%増4,336億700万円、営業利益5.4%増68億8,500万円、経常利益12.2%増76億6,200万円、四半期純利益は、前期に特別利益で受取補償金13億円があったこともあり、21.5%減46億8,900万円。

15年度通期の連結業績予想は、売上高が4.2%増9,000億円、営業利益78.4%増155億円、経常利益22.5%増145億円、当期純利益3.0%減70億円を計画しており、期初の業績予想の修正はない。

冷凍食品ユニットの15年度上期の売上高は7%増771億円、営業利益は5億円で前期より8億円改善した。市販用新商品と群馬工場再稼働による販売増に加え、円安による輸入商品と原材料コストアップに対する価格改定等が進み増収増益。15年度通期の冷凍食品ユニット売上高見込みは6%増1,562億円、年間営業利益は10億円計画(前期実績△17億円)で大幅に改善する見通し。

また、連結ベースの上期冷凍食品ユニットの市販用売上高は16%増244億円、業務用は4%増527億円だった。

15年度上期に販売好調な冷食新商品は、あけぼのブランドの「5種野菜とひじきの豆腐ハンバーグ」が販売額5億円、アクリブランドは「ベーコンポテコロ!」の3億円。

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