セブン-イレブン、今春はパンを刷新、チルド惣菜は製法で差別化

セブン-イレブン・ジャパンは30日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で加盟店向けに2016年春期商品展示会を開いた。同日別会場でメディア向けに商品政策に関する説明会を開き、商品本部長の石橋誠一郎取締役執行役員(=写真)が初登壇した。15年度の実績と16年度の商品開発の考え方などについて説明した。

16年度の商品開発方針としては「セブン-イレブンの規模・強さを最大限に活かし、徹底した価値訴求戦略を継続(圧倒的差別化を図る)」とした。「基本の徹底・新規性の追求・革新の継続」の3つの指針を示している。

食の外部化が進行するなかセブン-イレブンの中食関連の売上実績は「デリカテッセン+生活デイリー」75カ月連続前年クリア、「冷凍食品」55カ月連続前年クリア、7プレミアム9.7%増、チルド弁当18.9%増–と好調だ。石橋本部長は「環境の変化に対して取り組んだカテゴリーでは成果が出ている」とした。

前年度はおにぎりとサンドイッチをリニューアルしたが、今春は専用工場を持ち「焼きたて直送便」で定温(20℃)配送が強みとなっている、ペストリー(パン)の強化を図る。

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