蒸し野菜を「スチベジ製法」としてブランディング-勝美ジャパン

勝美ジャパン(東京都文京区、山崎裕康代表取締役)は低温スチームによるブランチングを行った冷凍野菜を、新たに「スチベジ製法」と名付けて訴求している。スチベジ製法による冷凍野菜を蒸気口付き専用パックに詰めたミックス商品「スチベジ 冷凍温野菜」の販売も始めており、量販店の惣菜ルートを中心に引き合いが強まっているという。

野菜をゆでるのではなく、低温スチームでブランチングすることで、野菜の旨味と甘みを引き出すことができ、褐色化や酸化を他の加熱方法と比べて極めて低く抑えられるという。低温スチームの温度と時間の調整により、調理目的に合った野菜の硬さと食感が実現でき、また野菜のアクは低温スチームで除去できるという。

これを急速凍結することで、冷凍変性の少ない冷凍野菜となり、野菜の旨味と甘みを閉じ込めている。調理の簡便さだけでなく、味の浸み込みも良いという。

同社ではこれまで蒸し野菜として違いを訴求してきたが、新たに「スチベジ製法」としてブランディングを進める。

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