冷検協、福建省の検査機関と提携、現地への調査・指導をサポート

日本冷凍食品検査協会(冷検協)は19日、14年9月から提携している中国・福建省の民間食品検査機関、福建中検華日食品安全検査有限公司(福建華日)と共催で、「2016 東京 中国食品安全及び輸出入食品検査政策説明会」を開催し、貿易企業関係者ら約90人が参加した。両者の提携により、日本仕様の検査方法に精通する福建華日の調査員と、協会スタッフが協力し、日本企業の中国の取引先工場に対する調査・指導等をサポートする構えだ。

中国では、15年10月1日に新「食品安全法」が施行され、中国政府当局の国内食品安全、輸出入食品検査検疫の監視体制等に変化が出ている。今回は、福建華日の顧問で元福建泉州CIQ局長の李寿崧氏が、中国新食品安全法における中国食品安全監視状況について説明するとともに、福建華日の陳頚星社長が中国第三者検査機関の現状や、福建華日の業務内容について紹介した。

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