ローソン、sM代替分野が伸長 冷食売上は19%増

ローソンは12日、2017年2月期第2四半期決算を発表、都内で会見を開いた。チェーン全店売上高、営業総収入、当期純利益は過去最高となったが、営業利益・経常利益は前年同期を下回った。什器高層化や冷凍平台の導入など既存店改装、広告宣伝の積極投入や販促強化による経費増化が影響した。CVs事業では弁当・おにぎりなどCVsコアと言われる分野は苦戦したが、冷食や惣菜などsM代替分野は伸長した。下期も引き続き、sM代替商品の拡充を図る一方、CVsコアの中食・カウンターフードの強化を図るとしている。

チェーン全店売上高は1兆0,765億1,700万円で前年比4.0%増、営業総収入は3,062億3,100万円で5.8%増、営業利益は399億2,500万円で5.0%減–などとなった。

既存店売上高は前年を0.9%下回ったが、チケット販売を除くと0.3%増だった。“生活支援強化”を掲げてその第1段階として進めた、品ぞろえ強化策が奏功し、sM代替分野の売上げが伸長した。既存店上期売上げはデリカが14%増、日配食品が24%増、冷凍食品が19%増となった。

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