「東京ラーメンフェスタ2022」開催、人気店オリジナルメニューなど、冷凍ラーメン販売も

「東京ラーメンフェスタ2022supported byRakuten」
「東京ラーメンフェスタ2022supported byRakuten」

「東京ラーメンフェスタ2022supported byRakuten」が駒沢オリンピック公園(東京都世田谷区)で、11月6日まで開催されている。

3年ぶりの開催で、各地域で人気のラーメン店が集結し、イベント限定メニューや、普段なかなか訪れることのできない店舗の味が一堂に会する。また、楽天がスポンサーとして参加しており、現地とEC サイトで出展しているラーメン店などの冷凍ラーメンを販売している。会期中の販売食数は14万食を目指しているという。

イベントは第1幕と第2幕で分かれており、会期中に出店しているラーメン店の顔触れが大きく変わる。11月2日からスタートした第2幕では、創作ご当地ラーメンとして、「シン・和歌山らーめん 開発 PJT 八咫鶯」や、「HND ONETEAM ~麺処ほん田 同門会」、「ナベラボProduced by 渡なべ 札幌ブラック」など、有名店コラボやイベント限りのオリジナルメニューを6店舗で展開しているほか、多数のご当地ラーメン店も出店している。

イベントのテーマは、日本食としての「ラーメン文化」の啓蒙や、地域食材を活かした「ご当地ラーメン」の提供、日本食であるラーメンを世界へ発信することを目指している。なお、味の素冷凍食品も協賛しており、事務局が運営する「ちょい飲み処 なると亭」で味の素のギョーザや揚げエビシューマイを販売している。

イベントの実行委員長である大崎祐史氏は「3年ぶりの開催なので、コラボ商品やご当地の味など幅広いラーメンを楽しんでもらえたら」と語った。

また、今回は初めての取り組みとして、スポンサー企業である楽天グループと連携し、会場と「楽天市場」でイベントに出店している店舗の冷凍ラーメンを販売している。ブース担当によると「近隣の人が試しに買ってみる、訪れた人がお土産として買っていくことがある」と話す。

「東京ラーメンフェスタ2022supported byRakuten」冷凍ラーメン
「東京ラーメンフェスタ2022supported byRakuten」冷凍ラーメン

楽天グループでは約1年前から冷凍ラーメンなどを販売している。今回の取り組みは冷凍品の需要が高まっており、さらなる利用の拡大も視野にあるという。ブース担当者は「まずは取り組みの認知拡大を図り、将来的には限定商品の販売なども取り組みたい」と語った。

〈冷食日報2022年11月4日付〉

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近年の冷凍食品をめぐる情勢は、共働き世帯の増加や家族構成の変化、また飲食店や量販店の惣菜売場の多様化によって需要が増加しています。一方で、家庭用冷凍食品の大幅値引セールの常態化はもとより、原料の安定的調達や商品の安全管理、環境問題への対応など課題は少なくありません。冷食日報ではこうした業界をめぐるメーカー、卸、そして量販店、外食・中食といった冷凍食品ユーザーの毎日の動きを分かりやすくお伝えします。

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昭和47年(1972年)5月
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