「青の洞窟」ブランドを全面リニューアル、冷食は手に取りやすい「ピッコリーノ」 炒め強調「ソテースパゲティ」も【日清製粉ウェルナ】
日清製粉ウェルナは家庭用冷凍食品の新商品19品を3月2日(一部商品除く)に発売する。今回は2025年に発売30周年を迎えた「青の洞窟」シリーズを16年ぶりに全面的に刷新し、ブランドのエントリーラインの商品として、冷凍食品「青の洞窟 Piccolino(ピッコリーノ)」シリーズとして2品を新たに投入する。また、新シリーズ「マ・マー ソテースパゲティ」として「ナポリタン」と「バター醤油風味」の2品を発売する。常温を含めた家庭用と業務用を合わせた新商品の売上目標は100億円(うち家庭用は95億円)。
消費者のライフスタイルの変化やメリハリ消費がより鮮明になっていることなどを背景に、パスタ市場は拡大傾向が続いているという。
3日に行われた新商品発表会で、岩橋恭彦社長は「パスタには時短・簡便性やソースのバリエーション、コスパや備蓄性など、消費者の多様なニーズに適合する価値がある」と説明する。
これらの動向から、今回は最重要施策としてプレミアムブランド「青の洞窟」を全面的に刷新する。新ブランドコンセプトは「イタリアンを、もっと奔放に。」。ブランド力や付加価値を訴求した商品を展開し、ソテー製法や生パスタといった技術の強みを持つ「マ・マー」ブランドと両軸で商品の展開を強める。

「青の洞窟」ブランドは、男女30代からの認知率や購入喫食意向は高く、購入喫食率には伸びしろがあるという。そこで、品質にこだわりつつ、より手に取りやすい価格帯の商品として、冷凍食品は「青の洞窟 ピッコリーノ」シリーズを展開する。今回は「お肉の旨みあふれるボロネーゼ」と、「スモークチーズ香るカルボナーラ」の2品を投入する。
パッケージは「青の洞窟」の世界観を踏襲しつつ、手書き文字や明るい色味にすることでカジュアルなイタリアンレストランの雰囲気を表現した。価格帯は200円台後半を想定する。
「青の洞窟」常温商品は、レギュラーラインのパスタソース6品をリニューアルした。さらに、常温タイプの生パスタ3品や、ブランド誕生当時の味を再現した「青の洞窟 CLASSICボロネーゼ’95」なども投入する。
また、従来「マ・マー THE PASTA」シリーズで展開していた「ナポリタン」と「バター醤油風味」の2品を、冷凍の新シリーズ「マ・マー ソテースパゲティ」から発売する。「ソテースパゲティナポリタン」の購買者はヘビーユーザーの割合が高い。加えて、炒めたソースの香ばしさや麺の一体感が評価されていることに着目し、香ばしさと深みのある味わいを際立たせたシリーズとして展開する。「マ・マー THE PASTA」シリーズより少しアッパーな価格帯を想定しているという。
「ナポリタン」は炒める温度や時間、原料を見直し、バター醤油風味はソテー工程を加えることで香ばしく濃厚な味わいに仕上げた。
「マ・マー THE PASTA」は、ラインアップを「濃厚ボロネーゼ」「和風たらこ」「濃厚カルボナーラ」「和風醤油」の全4品に変更する。
「RICH-NA(リッチーナ)」シリーズの新商品は「紅ずわい蟹のトマトクリーム」と「揚げなすとごぼうの和風醤油」の2品。
「紅ずわい蟹のトマトクリーム」は焙煎白ごまペーストのコクと白だしの旨みがまろやかに溶け込んだ濃厚なソースに、紅ずわい蟹のほぐし身を贅沢にトッピングした。麺は、弾力のある生パスタのフェットチーネを採用している。
2025年秋の発売以降好調な「もちもち生パスタ」シリーズには「完熟トマトバジル」を追加する。完熟トマトの旨みがつまったトマトソースとバジルソースのダブルソースで仕立て、麺には相性の良いリングイーネを採用した。
「マ・マー特盛スパゲティ」シリーズでは「ミートソース」を追加する。濃厚ソースがもちもち麺に絡む一品で、420gという食べ応えのある量が特徴の商品だ。
また、ナポリタン専門店「スパゲッティーのパンチョ」の監修商品「スパゲッティーのパンチョ監修 ナポリタン」も4月1日に投入する。回転直火炒め製法により、フライパンで炒めたような香ばしさを再現した。麺の太さは店舗と同じ2.2mmの太麺スパゲティを使用した。
そのほか、「マ・マー いろいろ便利なスパゲティ」シリーズ2品は、生パスタに変更した。
〈冷食日報2026年2月4日付〉







