14年の灘五郷清酒出荷数量は8.4%減で着地

灘五郷酒造組合が発表した14年1~12月の清酒出荷数量は前年比91.6%で着地した。主要消費地別で見ると、愛知は100.0%で前年を維持したが、東京は95.8%、大阪は93.2%だった。兵庫(71.3%)と福岡(89.6%)は2ケタ減と特に落ち込みが目立った。

最大ボリューム月となる12月は89.8%と2ケタのマイナス。13年12月は値上げ前の仮需があったため、その反動減もあったと見られる。