スーパーマーケットトレードショーで「和酒」の多彩な提案①

スーパーマーケットトレードショーが12日まで、東京ビッグサイトで開催中だ。49回目となる今回はメインテーマに「“創”ニッポン」と据え、サブテーマに「豊かな地域社会づくりのために」としたことで、各県のブースが大きくスペースを設けて、地場の特産品を紹介した。1,580社2,881小間の出展は前回を上回る規模で、海外からも11カ国96社124小間の出展があった。本紙関連でも多数の企業が出展し、何度も参加している企業からは「出展数も増えており、注目度も高い。普段とは違うお客様にも会えるし、商談に繋がるケースも増えている」とし、商品紹介にも力が入る。ここでは特に、和酒(日本酒、焼酎、泡盛)の世界を詳報するが、話題も多く注目度の高まっている清酒はより一層の高まりと、話題が少なく何とか活性化に努めたい焼酎は、熟成や麹、原料にこだわった商品の提案が目立った。清酒蔵で地元の梅と合わせた梅酒のウイスキーを参考出展している蔵があったが、来場者の注目は圧倒的にウイスキーで、マッサン効果がここでも垣間見られた。各社の出展概要を紹介する。