カプロン酸エチルの平均濃度は7.8ppmとさらに上昇-全国新酒鑑評会

独立行政法人酒類総合研究所と日本酒造組合中央会が主催する「平成26酒造年度全国新酒鑑評会」の出品点数は、前年度より7点増となる852点が出品された。予審と結審の2回の審査を経て、入賞酒は415点(前年度442点)、金賞酒は222点(同233点)となった。昨年より出品酒は増えた一方で、入賞酒およびお金賞酒の点数はやや少なかった。また、増加傾向にあるという純米の出品は14点増となる121点で、入賞酒は35点(同28点)、そのうち金賞酒は13点(同8点)となった。
27日には、東広島市のアクアパーク体育館で、出品酒のきき酒を行う「製造技術研究会」が開催され、酒類総合研究所が審査結果についての記者発表を行った。