5月のPOS価格、消費の鈍さ反映か「下げ」の一色の展開に

全国のスーパーにおける5月の主な酒類のPOS平均価格(SKU単位)が明らかになった。「下げ」がやや軟化した4月に比べ、5月は鈍い消費を喚起する狙いか、下げ一色の様相となっている。3月は仮需の裏、4月は仮需反動の裏と難しい局面を終えて、5月はどうかとみると、前年からも前月から「▲」の目立つ展開となっている。

ビール系は5月の販売数量が前年微減ということだが、「実需は若干上向いた」との声も聞かれるなか、価格の増減だけみると、下げが強い。動きのある発泡酒では4月に比べるとやや上げの品目もみられる。

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