地理的表示部会で議論開始、ガイドライン論点整理、酒類特性と管理方法 世界ルールと現行指定産地の管理状況を参考に、管理機関、確認業務検討

国税審議会・酒類分科会(三村優美子会長=青山学院大教授)の専門部会として新設された地理的表示部会(三村部会長)は25日、第1回会合を設け、細かな運用ルールであるガイドラインの策定に向け、議論を開始した。公表された資料によると、「ガイドラインの論点」として、議題が整理されており、1「酒類の特性についての考え方」では、①酒類の特性と確立、②酒類の特性(品質・社会的評価)と産地との繋がり、③産地の範囲、④酒類ごとの原料・製法等が明確であること–とあり、2「酒類の特性を維持するための管理」では、①管理機関の構成・業務等、②酒類の特性等の確認–と整理された。