日酒販3月期、売上高0.5%減、経常利益18.7%減、飲料帳合い変更響く

日本酒類販売は30日、平成27年3月期(第66期)決算を発表した。単体で売上高99.5%の4,795億円、経常利益81.3%の26億円と減収減益となった。酒類は100.9%とプラスだったが、大手得意先の帳合い変更に伴う食品(飲料)の88.1%が響いた。物流コストは2.0%上昇した。一方、粗利は、10年間下がり続けていたが、前期、下げ止まった。売上高経費率も前々期に続いて5%を切り、ローコストオペレーションが奏功した期となった。