ビール単月23%増、ワインはバルクが大幅増に-7月の酒類輸入通関

財務省関税局が発表した7月の酒類輸入通関実績は、トータルで5%増となった。
ビールは単月で23%増と伸長したが、累計ではまだ前年割れ。新ジャンルは単月・累計ともに前年割れとなった。
2L以下のボトルワインは8%増。バルクワインは75%の大幅増。トップのチリが単月で2倍になったほか、2位アメリカ、3位オーストラリアが共に前年比2.7倍と急拡大した。一方、昨年来好調が続いていたスパークリングワインは単月・累計共に前年割れ。
ハードリカーでは、ラムが単月で61%増、累計でも17%増となった。また、ウォッカも単月で28%増となったが、累計ではまだ2ケタ減。昨年は韓国産RTSで急拡大したリキュールは単月・累計共に前年割れ。