26年度「都道府県別」品目毎の消費、ウイスキーが2年連続全地域で増加

平成26年度の都道府県別の酒類消費数量を品目ごとに整理した(資料面に順次掲載)。数量が大きく増加したウイスキーやスピリッツは全都道府県での増加を達成する一方で、仮需のあった前年から数量を落とした品目では、多くの地域で減少に転じている。ボリュームゾーンの東京、大阪といった地域では、品目によって増減の傾向が分かれ、東京では伸びている清酒やビールが大阪では減少となるなど、全般に東京の増加というよりも、大阪の減少傾向が気になった。ビールは東京、神奈川の首都圏で増加も全体でマイナス、発泡酒はゼロ発泡酒の揃い踏みで増加した地域が多かった。