河内屋とジェノスGが会見、提携で物流、仕入れなどシナジー効果発揮へ

みのりホールディングス(東京都八王子市、隈部康彦社長)と日本ジェノス(東京都目黒区、上野善久社長)は30日、都内で「河内屋とジェノスグループの提携について」会見を開いた。3月18日付でみのりHDと日本ジェノスが資本・業務提携することで合意し、30日までにみのりHDが日本ジェノスの株式の90%超を取得、「年商400億円に迫る首都圏有数の業務用酒販グループが誕生した」とし、物流や商品の相互販売、仕入れ一元化などでシナジー効果を発揮し、「業界のリーディングカンパニー」を目指す。
当日は隈部康彦社長と、ジェノスグループの清水隆義社長が登壇し、概要を説明した。まず、清水社長が右図を示しながら今回の資本業務提携について説明。「業界のリーディングカンパニーを目指すには、強固な資本基盤が重要で、みのりHDが日本ジェノスの株式を90%以上取得することになり、みのりHDの傘下で河内屋グループと日本ジェノスグループが対等な立場で提携のシナジー効果を図っていく」とした。