国産ウイスキー、2月も13.7%増、21カ月連続のプラス

日本洋酒酒造組合がまとめた2月の国産洋酒出荷は、105.9%の18万1,322klとなった。2カ月ぶりのプラス。ウイスキーは113.7%で、21カ月連続のプラス。出荷調整の影響はあるが、好調を持続している。
1月は、全体の75%近くのボリュームを占める「リキュール・カクテル・チューハイ等・発泡性のもの」が92.1%とマイナスに転じたが、2月は104.2%と取り戻した。1月はビールタイプ新ジャンルの87.4%が響いた。
次にボリュームを占める(約20%)「スピリッツ・その他のもの・発泡性のもの」が116.3%と2ケタの大幅プラスとなった。
1~2月累計では、ウイスキーが110.4%。「リキュール~」からRTDだけを取り出せば、1ケタ台後半のプラスとみられる。「スピリッツ~」は112.4%。3、4月も大手メーカーからスピリッツ規格の缶チューハイが発売されるため、今後の伸び率も大きなものになりそうだ。