ビール、ワイン共に2ケタ減でトータル14%減-4月の酒類輸入通関

財務省関税局が発表した4月の酒類輸入通関実績は、トータルで14%減となった。

ビールは上位国メキシコやアイルランドからの輸入が大きく割り込み11%減、累計で前年並み。新ジャンルも17%減と大きく前年を割り込んだ。

ワインは、スパークリングが単月3%増となったものの、ボトルワインが17%減、BIBなどを含む大容量ワインは36%の大幅減、バルクワインも17%減とスティルワインすべてで大きく落ち込んだ。

ハードリカーでは、ウイスキーの好調が続き、4%増。累計でも11%増となった。バーボンは単月で2倍の大幅増。スピリッツは、ラムが単月で36%増となったが、累計では2ケタ減。ジン・ウォッカ・リキュールはいずれも2ケタ減だった。その他の蒸留酒は、韓国が3割増となり、トータルで2割増となった。