7月のビール4社計は4.4%減、梅雨明けの遅れが直撃、3連休も不発

本紙が推計した7月のビール4社のビール類販売実績は、長い梅雨の影響で、前年比95.6%の3,964万c/sとなった。3カ月連続のマイナス。例年、7月は12月に次ぐボリュームを占めるが、6月の3,937万c/sを僅かに下回る結果となった。特に下旬の失速が響いた。

関東甲信越地区の梅雨明けが、昨年より14日遅い7月28日だったことが響いた。近畿・中国地方は昨年より6日早い7月18日だったが、最大のボリューム消費地である関東の影響が大きかった。

旬ごとにみると、上旬は97.0%、中旬は108.6%、下旬は85.0%。上旬は営業日が1日少ないが気温が高かったおかげで97.0%にとどめた。中旬は営業日が1日多くて108.6%。16~17の連休前の需要も取り込んだ。しかし、その連休の天候が悪く、期待外れに。そして、その先食いの分、下旬は営業日が1日少ないことを考慮しても85.0%とマイナス幅が大きかった。

新商品の入り繰りで大きいものはなかったが、昨年7月7日発売のサッポロ「-0℃)」、7月21日発売のサントリー「クラフトセレクト」のウラの分も若干はあった。

8月は猛暑に入り、お盆明けから9月の残暑も長いと予想されており「遅れを取り戻したい」(メーカー)と期待を繋いでいる。