平野伸一新会長代表理事が会見、酒税減税要望に注力-ビール酒造組合

8月1日に、ビール酒造組合の新会長代表理事に就任した平野伸一氏(アサヒビール社長)は、19日に会見を行い、今年度の主な活動を説明した。酒税改定について「今年は勝負の年と認識している」として、ビール類の大幅減税に取り組む。また需要拡大に向け、引き続き“コト消費”の拡大に注力するとの考えを示した。
【ビール需要振興プロジェクト】7月13日にビール需要振興策として「BEER TALK」を発表した。スマホやSNSなどコミュニケーションの手段が豊かになった一方で、本音で語り合う機会が減り、表層的なコミュニケーションに悩んでいる若者が増えている。ビール本来の価値を「BEER TALK」という言葉に込め、ビールと共に本音でじっくり語り合う、そんな時間の喜び、楽しいアルコール体験をこの「BEER TALK」を通じて若者に発信していく。
この「BEER TALK」では、スペシャルWEBサイトを開設して、「本音で語る」シーンに寄り添う様々なコピーやグラフィック、WEBムービーを展開している。8月7日までで、約7万3,000人が訪れ、閲覧回数は11万回に達している。特にWEBムービーが想定を上回って閲覧されている。