8月の九州本格焼酎出荷は9.3%増、1~8月で0.8%増と再度プラスに

九州本格焼酎協議会がまとめた8月の九州7県における本格焼酎出荷数量(課税移出数量)は、合計で前年比109.3%の3万1,624klとなり、2ケタ近い伸びとなった。特に宮崎が124.2%と大幅増だったことが寄与した。鹿児島は、本格焼酎メーカーからは8月は良かったという声も聞かれたが、99.8%とわずかに前年には届かなかった。

宮崎は前年の8月が94.4%と不調だったことも大幅伸長の要因とみられる。また、福岡、佐賀、長崎、大分もプラスで、鹿児島と熊本も微減にとどまった。

1~8月は100.8%とプラスに転じた。宮崎は104.6%と最も好調で、佐賀は107.3%、長崎は102.6%と3県は前年を超えているが、熊本、大分、鹿児島はマイナスで推移している。