ボジョレー・ヌーヴォー解禁、今年は「エレガントでバランスの良いワイン」

今年も17日午前0時、フランス産新酒「ボジョレー・ヌーヴォー」が解禁となった。生産者団体ボジョレーワイン委員会は今年もプロモーションイベントを東京・渋谷TRUNK BY SHOTO GALLERYで開催。同委員会会長ドミニク・ピロン氏(写真)は、「ヌーヴォーは”量”ではなく、”質”の時代。ガメイという素晴らしいぶどうを使ったヌーヴォーが、世界中の同じ時刻に開けられるイベントは唯一無比。秋の定番となったイベントを楽しんでほしい」とあいさつした。

今年は、春の天候不順に加え、雹の被害もあ ったが、夏はぶどうの成熟に理想的な天候となった。収穫前の数週間は暑く乾燥し、収穫期も晴天に恵まれた。雹の被害こそあったが、フランス全体で収量減となる中、ボジョレー全体の収穫量は75万~85万hlで、過去5年平均を40%上回る結果となった。