10月の消費者物価指数、酒類のマイナスが収まる

10月の総務省の消費者物価指数によると、酒類は前年比でウィスキー以外の品目で下落した。東京都部についても、酒類ではプラスになっているものの、9品目中5品目が下落した。

また、同じく小売物価統計をみると、前年度、前々年度比ビール類と清酒の下落が目立つ。チューハイもビール類や清酒ほどではないものの、下落基調がここの所続いている。ウィスキーは前年度比、前々年度比では大幅に上昇し、値上げの影響が反映している。国産ワインと輸入ワインについては、大幅に価格の変動があるが、これは調査対象としている基本銘柄が、7月の調査分から変更になったため。なお、統計は税込表示。