「黄金」シリーズから初の狭義ビール、税込138円で発売―カインズ
カインズは、オリジナル商品「黄金(こがね)」シリーズ初となるビール「黄金ラガービール」を、4月下旬から全国のカインズ店舗とオンラインショップで順次販売開始する。ドイツ産ホップ、ベルギー産モルトを使用し、キレのある飲み口とすっきりしたのどごし。330ml缶/税込138円、1ケース(330ml缶×24本)/同3,280円。アルコール分5%。製造はベトナムのビール大手メーカー。今年度の出荷目標は約 15万ケース。
4月21日に都内会場で報道関係者向け発表会を実施した。CPO(チーフプロダクトオフィサー)兼商品統括本部長・吉井純人氏は、「カインズは創業以来、くらしに寄り添う安さを大切にした商品開発を続けてきた。2007年にSPA宣言し、現在、オリジナル商品が売上の約30%を占めるにいたっている。“黄金ラガービール”は、いつでも気軽に楽しんでもらえるよう税込138円という値頃感にこだわり、日常の食卓やくらしの楽しみに寄与できることを期待している」「カインズでは、お酒を嗜好品としてだけでなく、人と人をつなぎ、日常の時間に寄り添う存在として捉えてきた。時代とともに楽しみ方は変化しているが、ハレの日だけでなく、いつもの日常の中で楽しめるお酒の提案を重視している。創業以来の安さへのこだわりを貫き、手に取りやすい価格で仕事終わりの一杯や食事と合わせる日常のビールとして、くらしに溶け込む存在になることを目指している」と語った。
〈酒税法改正を背景に「ビールをより身近に」〉
商品統括本部日用雑貨・加工食品事業本部本部長の根岸充氏は、これまでの取り組みについて「黄金シリーズはビール類新ジャンルとして、2010年発売開始。コンセプトは、“日々の満足度を高める、無理なく楽しめる小さな豊かさの提供”だ。ブラック・OFF・芳醇・ホワイト・ストロングと順々にラインアップを増やしており、これは今後も継続する(税込128円)。累計販売本数は約2億本(350ml換算)だ」と紹介。

今回の新商品について「酒類市場の推移は、ビール類は極めて厳しいが、今年10月の酒税一本化で、ビールへの需要がますます高まると想定される。黄金ラガービールは▽キレとのどごし▽確かな飲み応え▽上質な素材――を特徴とし、他のブランドに引けを取らないと自負している。クラフトビールなども検討したが、やはり王道であるピルスナーで勝負したいと思い開発した。想定する購買層はビール好きのシニアの方はもちろん、これまでビールを敬遠していた若い層にも手に取ってもらいたいし、それに見合った味と価格のバランスである。容量拡大、また味わい拡充も今後検討したい」と自信をみせた。
なお、カインズが3月に発売した「果汁しぼり」(レモン/グレープフルーツ)は、すぐにモンドセレクションを受賞したという。
〈酒類飲料日報2026年4月22日付〉







