23年ぶりの新商品「HPY ホップウォーター」発売【ホッピービバレッジ】
ホッピービバレッジは7月20日、23年ぶりの新商品「HPY ホップウォーター」(360ml/オープン価格、アルコール0%)を業務用ルートで発売する。ドイツのBarthHaas(バルトハース)社と共同開発した炭酸飲料で、バルトハース社のアロマテクノロジーを採用し3種のホップエキスを独自にブレンドした。21日に調布工場で新商品発表会を開催し、代表取締役社長の石渡美奈氏が新商品発売に至った経緯について語った。
冒頭、石渡社長は23年ぶりの新商品発売となったことについて「“55ホッピー”発売以降、23年間新商品を出せていないことに、どこか負い目を感じていた。自分は技術畑ではないからと言い訳を考えたこともあったが、実際にはホッピーという商品があまりにも優秀で、これを超える商品をどう作ればいいのかという壁が常にあった」と振り返り、「あなたはラムネ屋として創業した会社の3代目なのだから、ラムネを超える商品を目指すべき」という言葉をもらったことから、今の時代に合う“ラムネ”とは何かを考えたことが新商品開発のきっかけになったと明かした。

さらに開発にあたって「甘さは控えめで、創業理念でもある“天然素材”にこだわり、世界中の誰もが楽しめるもの。若い世代にも手に取ってもらえて、お酒を飲めない人でも“少しお酒を飲んだような気分”を味わえるもの。そのようなポジションを目指した」とし、「この時代だからこそ、環境にも健康にも優しいという要素を叶える商品を作りたかった」と語った。
〈容器はホッピー同様、地球環境に配慮したリターナブル瓶を採用〉
続いて、生産技術部門部門長の横山健一氏が商品コンセプトについて説明した。
同社はホップならではの香りや味わいに着目し、長年にわたり関係を築いてきた世界有数のホップサプライヤーであるバルトハース社の協力のもと、原料供給に加え、処方設計や技術サポートを受けながら開発を進めたという。
3種のホップ(柑橘系とハーブ系の香りが特徴のアロマホップ、ウッディな香りのホップ、2つのメインホップのつなぎ役ホップ)を使用し、アルコールゼロ・糖質ゼロでありながら、立体感と奥行きのある飲みごたえを追求した。爽やかなホップの香りと清々しい飲み口が特徴。
商品コンセプトは「水にもスパークリングワインにも変わることができる一本」。ホップ由来ならではの軽やかな味わいと、食事との高い調和性を追求し、幅広い料理やシーンに寄り添う設計とした。業務用商品としてレストランや日本料理店などに提供する予定だという。
容器はホッピー同様、環境負荷低減に配慮したリターナブル瓶(クリアタイプ)を採用。ホップを用いた製品であることが一目で分かるように、パッケージにはホップを和風テイストで爽やかに描いた。
〈酒類飲料日報2026年5月25日付〉








