プリマハム、リニューアル含め63品投入、食の多様化に対応/19年春の新商品

「香薫あらびきポーク」などでレンジ調理対応のトップシール商品を発売
〈「香薫あらびき」「一皿のごちそう」などレンジ対応を拡充、サラダチキンは常温タイプも〉
プリマハムは1月30日、東京・品川区の大井町事務所で2019年度の新商品の発表会を開いた。同社は1月16日から2月15日までの1カ月間、全国8カ所で商談会を開き、得意先に新商品を提案している。今回の新商品・リニューアル商品は63品(うちリニューアルは5品)と、食生活の変化、食シーンの多様化に対応しようと、例年よりも品数を拡大した。概ね3月1日から発売される。今回の新商品の特長のひとつが、レンジ対応商品を拡充したこと。主力の「香薫あらびきポーク」をはじめ、チョリソー、ホワイトウインナーで新たにレンジ調理対応のトップシール商品(4本入り)を発売する。さらに、加工食品でも、食べたい時にすぐ食べられる一人前のごちそうメニューとして「一皿のごちそう」シリーズ5品(ビーフシチュー、煮込みハンバーグ、アジアンチキンカレーなど)と、スタンディングタイプの「ごちそう革命」シリーズ4品(和風ハンバーグ、豚角煮など)を投入する。

一方、市場が拡大しているサラダチキンでは今回、塩分25%カット・糖質ゼロの使い切りタイプや、イタリアンドレッシングなどを入れたスライスタイプ、常温販売タイプなど拡充した。このほか、国産鶏を使用した「つまみ鶏」など、“家飲み”に対応した畜肉商品を複数展開していく。

サラダチキンは塩分25%カット・糖質ゼロの使い切りタイプなどを拡充

サラダチキンは塩分25%カット・糖質ゼロの使い切りタイプなどを拡充

ほかにも、ジョンソンヴィルも新商品「ミートデリ」を発売するほか、カナダ・ハイライフポーク社のハーブ三元豚を使用した「代官山 HyLife Pork」のコンシューマ商品では、ホワイトウインナーについて新たに2個束タイプを発売するほか、よりジューシー感をアップするようリニューアルした。
 
〈畜産日報 2019年1月31日付〉