会長に加藤義康氏、副会長に穴見盛雄氏を選任-全畜連

全国畜産農業協同組合連合会(山内正孝代表理事会長)は29日、東京・中央区の馬事畜産会館で通常総会を開き、2014年度事業報告・収支決算と15年度事業計画・収支予算などの議案を原案通り承認した。また任期満了に伴う役員改選が行われ、代表理事会長に加藤義康氏(秋田県畜産農業協同組合代表理事組合長)、副会長理事に穴見盛雄氏(熊本県畜産農業協同組合連合会代表理事会長)の選任と白岩茂樹代表理事専務の再任を決めた。

総会にあたって山内会長は、前年度の事業について「購買およひ販売事業は取扱数量・頭数ともに前年度をやや下回ったものの、肉用牛・肉豚の市況が好調に推移したことから、販売事業、牧場事業の取扱金額は前年度を上回り、事業全体で前年度を上回る事業収益を挙げることができた」と総括した。また加藤新会長は総会後の懇親会で「畜産を取り巻く状況は厳しさを増しており、畜産団体のトップリーダーとして畜産農家を守るためまい進してゆきたい」とあいさつした。